槍ヶ岳   2011.10.7-10   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【感 想】
 <7日>
21:10 合同庁舎出発。途中で北山をピックアップ。
    (〇野さんは飲み会後に出発となり、これが翌日に禍したかな。)
    経路 鳴門IC→名神→東海北陸道→飛騨清見IC→中部縦貫道→沢渡

<8日(晴れ)>
05:00 沢渡(岩見平)駐車場に着く。5:30までしばらく仮眠する。
06:00過ぎ 駐車場発、上高地へタクシーで向かう。(5名乗車なのでバスより安価 4000円) 06:45 上高地に着き、登山開始。
    上高地〜明神〜徳沢〜横尾までは平坦な道を飛ばして歩く。(約10q)
09:15 横尾着 標準タイム3時間を30分短縮。この頑張りが禍したか。
09:50 初めての槍ヶ岳を見る。梓川沿いから、槍ヶ岳を垣間見ることができました。こんな山見たことない。
10:50 槍沢ロッジ着。チップ制トイレを借用。
12:?? 坊主小屋下にある分岐にて休憩。皆さんパン等の行動食で昼食を取る。ここで〇さんが大変な忘れ物。
14:?? 槍ヶ岳の全貌を見ることがやっとできた。
14:?? ヒュッテ大槍分岐。これより本日最後の急登。
    〇野さんと〇岡さんは、飲み会・睡眠不足・午前中の頑張り?にて、大変厳しい登りとなった。足が上がらない。北山も分岐以降はバテバテ。
15:25 ヒュッテ大槍到着。8日の行程 時間:8時間40分 距離:約18q 標高差:約1500m
17:00 食事 10日には小屋を締めるので名物のワインは紙コップだったが、食事は大変美味しかった。
20:?? その後、ビール・持ち込み焼酎で軽く宴会。このお酒で、北山のイビキに迷惑をかける。

<9日(晴れ 快晴)>
04:30 起床
05:10 朝食。ご飯が美味しく、お代りすると〇岡さんに驚かれる。槍ヶ岳の朝焼け、常念岳からの日の出を楽しむ。
06:20 出発。
07:10 槍ヶ岳山荘着。念のためにカラビナ等を装着する。
    頂上へのルートにとっつく前は恐れもあったが、現場ではしっかりルートもあり大きな問題なし。
07:50 槍ヶ岳頂上。360度の展望を満喫して、みんな大歓声。
    剱岳、野口五郎岳、薬師岳、笠ケ岳、乗鞍岳、奥穂岳、北穂岳、前穂岳、焼岳、他多数。
08:10 頂上出発。登りと下りでルートを変えているが、逆打ちをする一部の不届き者がいた。
08:35 槍ヶ岳山荘に戻る。
09:10 槍ヶ岳山荘出発。当初は南岳縦走を計画していたが、上高地着の時間が心配で、ピストンとする。これが結果的に大いに幸いとなった。
10:?? 〇さんがみんなから離れて急いで下り始める。前日の忘れ物を取りに行ったようだ。しばらくすると、〇さんが手を振って待っていた。しかし、忘れ物(パン)は誰かに食べられ袋のみ。しかし、落ちてる中身を食べて袋を置いておく不届き者がいるとはビックリ。隣で、アジア系の数人の若者が馬鹿笑いをしていた(無関係と思うが)。
10:50 天狗原分岐
11:30 天狗池着。色までは無理だが逆さ槍(JOINに写真あり)を見る。小休憩。
14:00 槍沢ロッジ
14:20 見納めの槍
15:10 横尾。ここら辺りから駆け足組と徒歩組に分かれ、18時までに上高地着で急ぐ。明神にて、涸沢に行った人との会話。「トイレ30分待ち、ビール買うのに30分待ち、人で一杯」
17:45 どん尻の北山が上高地着。〇本さんは17時には着いていたようです。
18:45 バスで沢渡に向かう。(バス待ちに約1時間かかる)
20:00前 本日の宿泊場所を見つけお風呂・食事(平湯温泉、平湯キャンプ場、食事はあんき屋)。平湯キャンプ場受付は20時まで。平湯温泉は21時まで。あんき屋は23時まで。この宿泊パターンは今後の参考となる。
23:?? テント内で酒盛りしていると、隣のテントからうるさいと叱られ、おとなしく就寝。

<10日>
06:00 起床
06:30 出発。往路を逆戻りにて一路徳島へ。
    朝早すぎるため、お土産の漬物(あかかぶ)を買える店なしだったが、高速SAで購入。
13:30 徳島着

今回の山行でも大変勉強になりました。折角来たのだから、の無理なことはしないこと。今回も、南岳縦走したら日没前に上高地到着は無理?

でも、細心に、みんなの要望を実現に頑張る。今回はギリギリだったが天狗池の逆さ槍を見れた。この山行は懇親会で決めたと言われてましたが、〇野さんの経験に裏付けられたた判断力に感謝。

今回の山行では、初対面の私を北アルプス山行に誘って頂き、また、最高の天気で素晴らしい経験をさせて頂いた、皆さんに感謝です。北・南アルプスには登りたい山(白馬、剱、奥穂)が、まだまだあります。今後もよろしくお願いします。4日間楽しい山行ができました。大変有難うございました。

(北山)


(天野さんから)
北山さんご苦労さん。槍ヶ岳頂上には無事立てたし、天狗池で逆さ槍も見えたし。快晴で、南北アルプス、冨士山など高峰が展望できたのは苦労して登ったおかげと思いましょう。

ただし反省すべきこともあり、今後に生かしていきましょう。今回槍方面を目指し、泊まりにヒュッテ大槍を選んだのは、涸沢よりも遠くにあって行きにくいと想定され、槍方面の小屋があまり混むことはないと判断したから。

又、いままでの経験で、ヒュッテ大槍の食事がうまかったから。小屋選びはむつかしいが、混雑しないことと食事のうまいことが肝要。計画では欲張ったルートにしていたが、体力や時間を考えて変更することもある。今回は変更してよかった。

10月の3連休は、アルプス方面は紅葉目当てに登山者が集中するのでよく計画を練っていくようにしましょう。


(片岡さんから)
バテバテの槍ヶ岳。25年ぶりの槍ヶ岳は、試練と感動を与えてくれました。槍沢ロッジから大槍ヒュッテまで、登りは苦痛でした。ピッケルを杖に、足を何とか引き上げていました。

太ももが痛いのです。トレーニング不足か、風邪か、睡眠不足か、僕が一番のろい歩きになっていました。新人2人は元気でした。重い靴と荷物を持った久しぶりの山行に、体が付いていかなかったようです。バテた人の気持ちが分かりました。

早く休みたいという気持ちばかりで、余裕がなくなっていました。年には勝てません。槍のはしごも緊張しました。昔は、無かったと思いますが。岩に慣れるトレーニングも必要ですね。

天気は良く、ご来光も見えました。逆さ槍も最高でした。槍沢からのルートは初めてだったので良かったです。

定例集会で、急に決まった槍ヶ岳山行、しんどかったけど良かったです。しばらく離れていたアルプスにまた行ってみたくなりました。無事下山出来たことは、メンバーに感謝です。また、行きたいですね。


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