急遽変更 初めての寒風山   2011.9.11   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】
9:40裏登山口9:57──10:35三角点10:37──11:40シャクナゲ11:50──12:20山頂13:00──13:50桑瀬峠14:00──14:30登山口


【感 想】
風呂塔〜火打山〜白滝山・ピストン のつもりが・・・夜中2時過ぎに雨音で目が覚めた。あわてて防水スプレーや虫除けスプレーを用意して、深渕から石堂への道に備えてまた寝た。

朝、音がしないのでやんだと思っていたら、ドアをあけて出るまで雨が降っていることに気がつかなかった。でも誰からも連絡がないので、とにかく天野さんと佐古へ向かうことにした。

天野さんが雨なんだからやめようと一人ぶつぶつ言っていたが、天気予報を信用してとにかく行くことにした。三加茂町でだんだん晴れ間ものぞいてきた。

深渕へ向かったが、途中で不通のようだ。どうするどうする??と話し合って、片岡さんが裏寒風山へと発案してくれ、ここでモタモタしているより、高速乗って西条へも1時間で走るから他のどこよりも早いだろうと。8時だった。

私は伊予富士へは桑瀬峠から登ったことがあるが、寒風山へは初めてだったので大賛成で大喜びだった。それも裏??。未知の道。かろうじて地図も5万図だが持っていた。

寒風山トンネルを手前で旧道に入り、寒風山の西へ伸びる大きな尾根を頂上までひたすら登った。

登山口は車が2台停まっていたのでわかったが、もう1つあるらしい(えんとつ山さんのHP参照)。登山口はわかりにくいが、寒風山登山口と小さい標識がつるさげられている。右のガードレールに赤ペンキで印があった。

10時過ぎ、登り始める。樹林帯へごそごそ入り、はっきりした尾根道。6割ほど登ったところからシャクナゲがあって、そこから岩場が出現する。小雨が降っているが、樹林帯なのでカッパはいらなかった。

途中岩場で休んでいる方に、もう一つの道があることを教えていただくが、そこは恐いらしい。今日のように濡れていたら危ないだろう。他には人に会わず頂上へ向かった。

雨も上がり、時折日も差す。いつ来ても、ここの山域は草原のようで広くて大好きだ。

しかし、何故か頂上はいっぱいの人!!なんだか見たことのある顔。香川県連理事長阿部さんだ。何事なんですか?と聞くと、坂出市の登山学校参加者の最後の山行だそうだ。40名が4斑に分かれている。

阿部さんは観天望気の講師さん。雲の説明にちょうどいい天気だ。他に数パーティーの人たちがいる。若い、希少価値のお兄さん4名もいる。登山学校のメンバーと時間を空けて、ゆっくり下ることにする。

笹ヶ峰が見えるか〜と粘ったが、雲が頂上付近を覆っている。下る間に周りが晴れてきて、伊予富士も間近に眺められ、笹ヶ峰〜ちち山〜冠〜平家平などきれいに眺めることができ満足だった。

登り2時間半、下りゆっくり1時間半。下りは桑瀬峠だったので、車までの3.5キロあまりを片岡さんが走って取りに行ってくださった。

片岡さんを待っている間、お店の草まんじゅうやおでんを眺めていた。どぶに水が流れ、ありがたいことにたわしがバケツと置いてあって、汚れた山靴をきれいに洗うことができた。

香川県の登山学校の最後の式も、そおっと後ろで拝見させていただいた。塩飽山の会が、今回はお世話をされていたようです。山の会にたくさんの方が入ってくださったらいいですね。

安全登山をするためには、山の会に入っていろいろ教わるのが一番です。四国では、高知、香川の2県は登山学校を開いています。徳島県もしたいですが、主催者側はみなさん年齢的にも忙しい時期です。いつか実現したいものです。

江口さんも天野さんも、ひさしぶりの寒風山。中西さんも初めての寒風山。よかったですね(*^_^*)。(島)


[戻る]