白山   2011.7.16-17   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】 16日 市ノ瀬6:20─(バス移動)─6:50別当出合──7:40中飯場──9:05甚之助小屋──10:55黒ボコ岩──11:30室堂(昼食)──13:00御前峰──13:20室堂──南竜山荘
17日 南竜山荘5:15──6:20油坂の頭(朝食)──御舎利山──8:25別山──9:50チブリ尾根避難小屋──11:00(昼食)──12:00水場──12:55堰堤──13:30市ノ瀬

【感 想】
15日21時に佐古を出発し、市ノ瀬の駐車場で1時間仮眠。バスで別当出合(1,250m)まで移動。登山口のつり橋を渡ると、急な上りが始まる。

砂防新道は、陰がほとんどなく風もふかず、今回のような蒸し暑い日はかなりキツい。甚之助非難小屋(1,975m)でチブリ尾根の急な稜線をみると、ため息しかでてこない。

ここで石川県自然観察員2人と、黒ボコ岩(2,320m)を通って室道(2,450m)まで行くことになった。高山植物の名前や花の違い、白山の成り立ちなど教えていただき、いい勉強になったが、意外とハイペース。

ビジターセンターで昼食をとり、片岡、田中、森本、島、勝瀬は御前峰に登った。途中、クロユリの群生地でクロユリを堪能。クロユリの若い株は、おしべしかないそうだ。

南竜山荘(2,070m)まではエコーラインを下るが、お花畑の真ん中を歩くので、木道が多い。途中雪渓もあり、冬から夏に向かう白山の自然を満喫できた。これも寝ないで車を運転していただいた、中西さん、久米さん、片岡さん、田中さん、森本さんのおかげです。ありがとうございました。

17日は、朝食を弁当にしてもらって別山を目指す。今日も風もなく晴天。200mぐらい雪渓の上を歩き、油坂の頭(2,256m)で、雲の上に出た北アルプス、中央アルプスを眺めながら、朝食をとった。

富士山をみたくて山頂を目指すが、御舎利山(2,390m)、別山(2,399m)どちらも、富士山は見えなかった。この稜線でもたくさんの植物をみることができた。シャクナゲも開花したところだ。

御舎利山分岐から市ノ瀬まで9.2キロをひたすら下る。チブリ尾根の避難小屋についた時点で予定より1時間遅れ。この下りはキツいってみんな嘆いてるのに、ここを登ってくる人がいるのにはビックリ。

ブナ、トチノキ、ホウノキの大木が印象的だ。途中の水場がどれだけありがたかったことか・・。天候にも恵まれ、皆さんの頑張りのおかげで有意義で楽しい山行でした。(勝瀬)


白山の地図
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