【感　想】
　恒例、県連行事剣山クリーンハイクに参加する。クリーンハイクは６／５（日）であるが、前の日から一ノ森ヒュッテに泊まろうということで、４日（土）から参加。２人はヒュッテの手伝いということで、朝から出発。それに、３人が一緒に行く。

　他の前泊組２人は１２時小松島発で、川井峠経由で冨士ノ池から取り付く。人気のない龍光寺うらの急勾配に取り付き、再建された劔山本宮神社前を通る。追分けまで４０分。樹林が切れて笹原にでる。立ち枯れの木の向こうに青い三角屋根の一ノ森ヒュッテ。

　ゴミをひらうつもりで登ったが、今はほとんど見あたらぬ。登りは２時間余り。

　しばらくすると、内田さんらが食事を準備してくれて、おいしいあめごの唐揚げをあてにワインやビールを飲んだ。運動の後のビールは特にうまい。他にも、健生山の会やら２０人ほどの山屋でにぎわった。

　あけて日曜は朝から雲行きがあやしい中、５人で剣山へ向かう。頂上あたりの小さなゴミをひらって、次郎笈へ向かう。

　鞍部で雨が降り出した。ザックはビニールでつつんで道ばたに留置。カッパ空身で次郎笈を往復。帰りに高校総体の列とすれ違う。城ノ内、市高、城西など。

　鞍部でゴミを土産に手渡し、３人を大劔神社方面に見送って、２人は頂上ヒュッテへ寄ると市労山の３人が来ていた。

　当日参加の６人は、われわれが頂上にいたとき大劔神社あたりを登ってきていたが、待つのがしんどいので、ビールを飲む市労山の３人を横目に一ノ森ヒュッテへ帰って、昼飯をただでいただいて下山した。帰りに大桜の湯に寄ってみたらまた市労山一行に出会った。

　大量の堆積ゴミがあった２０年前と違い、今はクリーンハイクといってもゴミはほとんどない。我が会も最近は、丸石、白髪、三嶺と３つの小屋の掃除をクリーンハイクの作業としてきた。来年はまた小屋掃除をしてみたらどうだろうか。(天野)