矢筈山 〜片川から〜   2010.9.11   国土地理院の地図を表示   [戻る]

【感 想】
 コースに自信のない山行は不安があるので、朝起きるのがややしんどいが、仲間がおるので仕方なく早起きして、佐古JAでひらう。

 藍住役場で片岡をひらい、高速で西へ。美馬ICで降りて438号を剣山方面へ。旧一宇村役場で国道と分かれて、県道木地屋赤松線に入る。

 赤松集落で大宗さん宅前を通りながら、今、日赤入院中の大宗さんが、先週9/5日に急病で塔ノ丸からヘリコプターで搬出されるのに立ち会ったことが思い出され、事故のないようにと身を引き締めて西へと向かう。

 片川沿いの最後の一軒家の犬どもの咆哮をあとに、しばらく行くと道が急にU字に曲がるところの手前に駐車(7:40)。

 最近あまりしなくなった準備運動をして、曲部から川に入る(7:55)。丸太橋を渡って右岸を行く。しばらく行くと、右下に鉄橋が2つ見える。川の分岐を左のピンクテープ方に行くと、別の鉄橋を渡って左岸をしばらく行く。

 沢の向こうの斜面にピンクテープの見えるところで、沢を渡って急斜面にとりつく。植林の仕事道を、ジグザグ登って左から尾根にとりつく。石楠花の木につかまり高度を稼ぐ。 尾根に忠実に真南に行く。

 1350mで笹が深くなり、道が不明瞭になるが、とにかく尾根を南へ行く。ブナ、ダケカンバも現れ、こけむしたごろ石を過ぎて、大岩の横から笹をこぐと縦走路にでる(10:50)。

 矢筈から黒笠への縦走路で、膳棚の東のコルだ。右(西)にすすむと、膳棚のやせた稜線がしばらく続き、笹原を登ると矢筈山頂上に出た(11:50)。

 快晴で、360度の大展望。広島県福山から来たグループと話しながら、昼休憩。達成感に包まれてのメシはうまい。

 下山は、矢筈北尾根からのつもりだったが、テープにつられて北東尾根に入り、1315mを通るやせ尾根を下った。登りに沢を渡って、急斜面にとりついた地点近くに下って、登山口に戻った(15:00)。

 今回は、"マークU"さんのGPS軌跡でルートを調べていたので、登りはほぼ同じルートをたどったけど、下りは想定外のルートになってしまった。登る前に地形図でルートをよく確認することが大切なことを再確認させられた。(天野)


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