石堂山〜矢筈山   2010.12.23   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【コースタイム】
駐車地点8:35──登山口8:46──10:50石堂山──12:35矢筈山13:10──14:23石堂山──16:02登山口──16:15駐車地点

【感 想】
 深淵から石堂山、矢筈山に登る。国道192号を西へ。旧三加茂町役場で南へ、県道三加茂東祖谷山線を南下、標高1000mの桟敷峠を越えて深淵へ下る。道路に雪は無い。

 廃墟の深淵集落を過ぎて、深淵川に沿い南下。耕された畑が人の気配を感じさせる古家を通り過ぎ、以前のガタガタ道が最近舗装された県道を奥へ。道が左に急カーブするところに駐車。

 ここは7月に沢登りでも来たところで、烏帽子山の登山口。山上は雪なので、スパッツ手袋ゴーグルピッケルなど雪山の備えをして出発。

 道路を300mほど歩いて、石堂山登山口の標識のあるところで沢に降りて沢を石伝いに渡る。植林の中すぐ前の尾根に取り付き、右(東)へ尾根伝いに歩く。雪はまだみあたらぬ。

 標高1400mくらいで道は尾根を右から巻き、急登して、地形図にある北からの登山道が合流するあたりのだだっ広いところで雪が出てきた。ここから笹が出てきて、石堂山近くで1m位の笹の中をかき分けてゆく。

 積雪は20−30cm。笹原の中にカモシカが2頭こちらをうかがっていたが、身を翻して走り去った。矢筈山方面を眺めながら、石堂山頂上で休憩して矢筈山へ向かう。

 2,3回UPDOWNして雪の稜線をゆくが、雪は浅いので歩きやすい。左に見えるは、矢筈の東に連なる膳棚、黒笠、津志嶽。矢筈が近づくと雪が深く、傾斜急になり、下の氷った雪で滑り易い。滑り滑り登って頂上へ着く。

 快晴無風で展望群抜。雪の上に足跡がないので、落合峠からは登山者は無い。360度の展望を楽しみながら食うラーメンがうまかった。
 下山は落合峠方面からでもと検討したが、トレースがないので時間が読めんとて元のルートを戻った。帰路、最近露天風呂を備えた紅葉温泉で冷えた体を温め、祖谷蕎麦に舌鼓をうった。(天野)


石堂山〜矢筈山の地図
 ┌ この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000 ┐
 └ (地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平21業使、第524号) ┘
 承認を得て作成した成果品を第三者がさらに複製又は使用する場合には、国土地理院の長の承認を得なければなりません。

[戻る]