霧越峠鹿調査   2009.11.3   国土地理院の地図を表示   [戻る]


【感 想】
 ここ数年続く県の鹿調査の一環である、糞塊調査のための山行である。海南の 鰻轟山の登り口の霧越峠に南から向かい、峠手前の下山口急カーブに車一台置く。

 峠を越えて北側の、旧上那賀町海川谷東股に駐車。標高520m付近から、鰻轟山東の902mの標高点にあがる尾根に川からとりつく。明確な尾根なので、初めてのルートであるが道に迷うことはない。

 鹿の糞を10粒以上か未満か、新旧中かという2要素で区分しながら記録する。普通の登山より地面に目線を集中する必要があるので、少々時間がかかる。

902mのあたりで峠から鰻轟山に登る山道に出会う。この辺はだだっ広いので、霧越峠に向かう道がはっきりとはわかりにくい。

 平地を東に向かうと、尾根筋がはっきりみえてくる。霧越え峠は石碑があって小広いのでここで昼休憩。鹿の警戒の鳴き声が聞こえた。日当たりがよく車の通過はほとんどないのでくつろげた。

 次に、そこから東に町境をゆく。緩い上下をしばらく繰り返して、740m標高点から南へ急降下。558mからはやや下草が多く歩かれてない道を車の留置点まで下った。(天野)


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