四国ブロック交流ハイク   2008.5.17-18   国土地理院の地図を表示   [戻る]

【感 想】
 5月17日(土)〜5月18日(日)に香川県連主催の労山四国ブロック交流ハイキングが雲辺寺の北西の観音寺市大野原町五郷 五郷公民館で開催された。

 徳島県連から松原、吉田、久米の3人を入れて計8人の参加でした。

 14時受付の前に、近くにある、昭和5年に完成した石積みの豊稔ダムを見学した。さすがに雨が少ない香川だけに立派な文化財のダムであった。

 全体集会では、大阪府連の滝上さんと地元のすい星を探索しているアマチャ天文家の講演があった。その後は、恒例の交流会で盛り上がった。

 次の日は、3つのコースに分かれてのハイキングだ。徳島のメンバーは、すべて紫雲出山コースを選んだ。

 この山は浦島太郎伝説にちなんだ地名があり、また弥生時代中期の高地性集落の遺跡がある。昭和43年くらいまでこの辺りの半島や島には、蚊取り線香の材料である白い花が咲く除虫菊が栽培されていて美しかったそうです。

 来年も、高知県連の主催で開かれるので是非参加したい。(久米)

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 今年も恒例の四国ブロック交流ハイキングが、香川県勤労者山岳連盟の担当で四国四県より交流会場に約50名、交流ハイキングにも当日参加の会員が多数参加して開催されました。

 徳島からは各会の行事が重なったため今回8名の参加となりました。

 1日目の夕食後には、希望者が交流会の途中で場所を山の中へ移動して、藤川氏(彗星ハンター)が準備してくれた天体望遠鏡で星空ウオッチングを楽しみました。

酒肴に未練が残り、交流会場を離れられなかった私は、幸運にも会場の駐車場で山本氏(徳島市労山)が準備してくれた天体望遠鏡で、生まれて始めて「輪っか」のある土星を見ることができました。

土星が少し霞んで見えたのはその酒のせいか、その間もその後も会場内で交流会ははてしなく・・・・・。

2日目の交流ハイキング徳島組は、所用のある2名が先に帰り、6名が紫雲出山コースに参加し、香川県労山のサポート含め、総勢約20名で箱峠より大浜へ約3時間の縦走ハイキングを楽しみました。

 天気で日当たりでは汗ばむ陽気、日陰に入ると風の冷たさが心地よく感じられました。ハイキング道中、両側に見え隠れする瀬戸内の島々は春の霞に浮かんでいました。

 コース足元には、タツナミソウ、ニガナ、テンナンショウ、ナルコユリなどの花がみられ、頂上広場は花の咲く時期に来て見たい桜の大木の林でした。

 下り道にはハリエンジュの白い花が、あたり一面に垂れ下がり咲いていました。竹の子の頭が見え隠れする竹林を過ぎると、懐かしい香りが漂ってきました。久しぶりに見る夏みかんの花がありました。

 来年は高知県勤労者山岳連盟の担当で開催されます。

〔開催概要〕
交流会場  香川県観音寺市大野原五郷 五郷公民館
交流ハイキング  @雲辺寺 A大川山 B紫雲出山の3コース

<スケジュール>

5月17日(土)
14:00  開 会
講 演  安全にハイキングをするために 滝上 肇氏 (全国連盟)
講 演  星の話 藤川 繁久氏 (彗星ハンター)
分科会  交流ハイキングの各コースに分かれての説明等
18:00  夕 食  交流会、星空ウオッチング  就寝

5月18日(日)
6:30 起床、朝食、ハイキング準備
8:00 各コースごとに交流ハイキング出発
各コースごとに現地解散

(松原)


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