三嶺〜丸石縦走(三嶺〜剣山県連冬山登山教室)   2007.2.10-11   国土地理院の地図を表示   [戻る]

 県連の冬山登山教室に行って来ました。念願の冬の縦走だったのですが、定例山行を変更したため予定していた日帰りの雪山が実施出来なくてすみませんでした。さて、参考までにコースタイムをお知らします。

<2/10>  川島合庁4:30──名頃7:20──8:15登山口8:55──9:05モミの丘10:16──10:27三嶺小屋11:52──12:25三嶺13:00──13:10東熊山14:42──14:50白髪小屋15:47

 駐車場から登山口までは長く感じる。荷物が重い。久しぶりのボッカで、バテ気味。アイゼンを着けてなかったので滑る。白い老犬が白髪の小屋まで着いてきた。外の笹の上で寝ていたのだがいつの間にかいなくなった。心配ていたのだが、12日に元気な姿を見せた。夜に引き返したのだろうか。謎である。

 三嶺からの下りは、ザイルを張って練習する。アイゼンも着けたが、土が着いてすぐに除けた。白髪の水場は、7分下る。水量豊富だが、登りがしんどい。夜は、酒と歌で盛り上がる。他にだれもいない。風もでてきた。21時就寝

<2/11>
 起床5:20──出発6:30──石立分岐8:15──高ノ瀬8:40──8:50水場分岐9:15──9:35丸石小屋10:05──11:10──丸石11:35──11:45次郎笈分岐12:40──剣山13:37──13:45次郎笈14:28──14;38丸石15:37──15:45丸石小屋16:05

 高ノ瀬の下りは、岩が凍っていてよく滑る。高ノ瀬の水場は、水が無かったようだ。丸石で、天野・島・健生1と分かれる。3人はそこから下山した。

 残った4人は、空身で剣山を目指した。次郎笈のトラバース道は、日当たりがいいところは、下が溶けて凍っていて滑る。アイゼンを着けていないので少し怖い。空身は、楽だ。でも、剣山の登りは、しんどかった。

 連休だというのに頂上は、誰もいない。帰りは、次郎笈に登ることにした。登りはしんどいが下りの道は歩きやすかった。小屋に帰って、水を作るための雪を取りに行くが、少なくて集めるのに苦労した。

 夕食が終わりかけた頃「善通寺山の会」の会長外2人が到着。飯野山で会った人もいた。今日名頃からここまできて、明日は、剣山から塔ノ丸に行って名頃に降りるという。バイタリティに脱帽。星の観察会をしたが、きれいに見えた。

<2/12>
 起床6:00──出発8:05──国体橋8:57──9:08国道9:38──名頃10:15

 「善通寺山の会」の3人は、5:00に出発していった。我々は、下山のみなのでゆっくり起きる。上天気だった。下りは、荷物も軽く楽だった。かずら橋から名頃までは長く感じた。

 帰路は、見ノ越経由で、木屋平の大桜温泉を経由して帰った。  今回の反省点:装備の不備(靴から水が浸みてきて靴下が濡れた。シュラフが寒くて寝れなかった。)ボッカトレイニング不足。 片岡

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 無事、帰ってきました(*^_^*)。冬山というより春山でした。暦の通り立春。7人で出発。適当に共同装備を分けて登り始めました。

 私は、初めての四国の冬山、装備もいまいちでした。軽いと思ったし、自分でも持てるだろうなどと軽く思って、米10合、白菜、椎茸など持って登り始めましたが、15分くらいでオーバーワーク。凍っていたし、結構急な登りはお手上げ。健生の小川さんが後ろを歩いてくれていて、全部持ってくれました!!

 結局、私は共同装備を持たず、個人装備での山行と相成りました。残念(-_-)

 三嶺からの下りは、ザイルを出して下る練習。アイゼンをつけてプルージックで下りました。天気は曇り時々晴れ。三嶺から下って見上げる山はとても威厳がありました。

 雪はほとんど無く、アイゼンはすぐに外し泥まみれ。2月とは思えない山々。その日は下から、白ちゃんという犬がずーっとついて歩いてくれました。とても賢いかわいい犬でした。ほとんどの人が顔をなめられたかな。何度もお帰りよというのに白髪までついて来てしまいましたが、朝はもういません。でも足跡がずっ〜と付いていました。寒かったろうに。かわいい犬でじーっとみつめるのです私達の行動がわかるようで、白髪の水場の道案内までしてくれました。犬は元気!!いえいえ、今回の山行のメンバーはとっても元気!!

 夜の宴は盛会に終わり、その夜は小雪が降りました。

 2日目、10センチくらい雪が降ったおかげで歩きやすくなっていました。下は凍っていたので、高の瀬の下りは少々怖い思いをしました。やはり自己責任ですね。ここでもしも足を滑らせたら・・・などと考え、緊張しました。

 やはり私が一番体力がないことを思い知らされました。個人装備のみでも12kgくらいあったでしょうか・・・若い時は背負えましたが。

 小屋泊をしたので、今後の参考となりました。皆様の暖かい心遣い、サポートありがとうございました。

 小川、天野、島は丸石で下山。残る4人は丸石に荷物をおいて剣山ピストンすることに。私達も考えましたが、なにしろ私はまず行けないと直感、ピストンして下らなければならないのですから。前夜、剣山まで行こうなんて大きなことを言っていましたが、実力が伴いませんでした。

 私と吉原さんが女性ですが、吉原さんは今回のサブリーダーでとても元気で頼もしかったです。

 2時くらいに下山して、いやしの湯(今年から通年営業)にゆっくりつかって8時すぎ帰りました。翌日は仕事なので、アイゼン・スパッツ・靴は水洗い、干して、服等は洗濯、忙し、いそがし。

 念願かなっての雪山縦走、荷物を持てなかったのが悔しいことでしたが、昔の山岳会では考えられないあたたかな配慮、嬉しかったです。

 15kは背負いたいものです。今回の男性はすごくてアイゼンは置いていこうかと言うけれど、けっして酒ビールを置こうという方はいません。なにせ行動酒としてワイン持参なのですから。全員男性は25kgほど背負ってましたか・・・一緒に下った小川さんもすごい方でした。他の会との交流できて楽しい山行となりました。島


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