四国ブロック交流集会

2006.6/17-18


山 行 郭公岳(1010.1m)鬼が城山(1151m)
宿 泊 吉野生交流センター15時
参加者 全体で約80名、徳島から徳島市労山1名、徳島HC1名、阿波あすなろ

 山友以外の4名は徳島を6:30に出発、郭公岳(かっこう)の北側、中野川を上流に向け市の又で左折して林道を走り、旧等妙寺跡に車を置く。10時が過ぎていた。雨が本降りである。

 林道を西に1時間ほど歩き、そこから南に向け尾根を1時間ほど登れば頂上に着いた。

 下りは頂上から北東の尾根を下った。車には14時についた。

 山自体には特徴がない。頂上付近にしゃくなげが生えているだけだ。しかし、旧等妙寺跡は現在発掘中だが12坊もの伽藍がこの中腹に建っていたとは驚きだ。1320年に開基され、秀吉四国侵入後、1587年に潰された。

 その後15時には松野町の立派な体育館、吉野生交流センターに着いた。このような四国の西の端で、おまけに天気も悪いのに80名も集まったのには感動した。やはりこの機会に南予の山と滑床渓谷を親しもうとの表れだと思う。

 受付の後、全国連盟の高橋さんから遭難対策基金の説明を聞いたが、はっきりとしなかった。署名は9月ころまで続けるようだ。それから仕出しの料理をさかなに12時ころまで交流会は続いた。

 18日は朝食が弁当だったのでどうしても出発がおそくなる。万年橋の駐車場出発は9時になり、各コースに別れ出発する。鬼ヶ城を目指す沢登りコースは30名近くになっていた。

 千畳敷まで登山道を歩き、そこから一の又を目指し沢に入った。滑床渓谷は美しいと聞いていたが想像以上に素晴らしい。花こう岩で出来たなだらかな滑り台の上を水が流れている、という感じで渓流足袋で歩けば滑りもせず快適だ。初心者でも安心して楽しめる沢だ。

 3時間30分で登山道に出て20分で鬼ヶ城の頂上だ。下りは、途中から沢沿いの登山道になるが登山靴では滑りやすかった。むしろ渓流足袋での沢の中が、歩きやすかったし、周囲の景観、自然もより美しいと思った。

 15時には、駐車場に着いた。また再度来てみたいところである。久米(英)


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