西三子山〜高丸山縦走

2006.11.18


南部中6:00──8:00西三子山登山口──9:15縦走路合流──9:25・1144m──10:00西三子山10:20──11:15・1194m昼食11:45──12:35・1291m──13:00三ツ尾峠──13:30高丸山──14:00高丸山登山口──月が谷温泉


 当初は19日(日)の予定だったが、天候が悪化の予報だったので、急遽前日に変更した。1台を高丸山登山口に置き、もう1台で西三子山の登山口に回る。

 西三子山へは立石林道という林道が延びていて、縦走路との合流地点近くまで行くことができるようになっているが、今回は普通に紹介されている鉄塔の保線路を進む。

 1144m付近の鉄塔からは、雲早山が真正面に見え、へんど谷や菊千代谷が手に取るようによくわかる。今度機会があれば、菊千代谷から雲早山へもチャレンジしてみたいものである。

 西三子山山頂は、石灰岩がむき出しで独特の雰囲気がある。縦走は、ここがスタート地点である。一旦、縦走路合流地点まで戻り、尾根を辿ろうとすると尾根に沿って林道が延びている。そこで、久米さんは単独で林道を進み、途中から尾根に上がってきた。

 尾根は笹が鹿の食害に合っているようで、けもの道が見分けられる。途中に2匹分の鹿の白骨まで発見し、死因についていろいろ想像を巡らせてみた。

 11時過ぎに1194mの三角点のあるピークで昼食を取り、そこから高丸山を目指して下り、もう一度1291mのピークを登り返して再び下ると林道に出た。久米さんが歩いていた林道の延長である。そこで、少し林道を進んでからもう一度尾根に取り付いたが、また林道に出てしまった。

 林道は、自然林を切り開いて最後のピークの手前まで造って放置されたようである。最後のピークは、測量のためか中途半端に笹が切り取られて、切り口が刺さりそうで危険であったが眺望はたいへんよく、西三子山の三角錐をもっとも端正に眺めることができた。

 最後のピークを越えると、すぐに三ツ尾の峠に出て、そのまま高丸山山頂を目指した。山頂に着く頃には少し雨が降り始めたが、大して濡れずに車まで行き着くことができ、月が谷温泉で暖まってから帰った。

 実質の縦走タイムは約2時間半であったが、林道を使うと1時間半程度ではないかと思われる。藪を期待していたメンバーにはだいぶ物足りなかったかもしれない。内藤

西三子山〜高丸山の地図
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