9:05登山口──11:00・1806ｍ──13:00三嶺13:45──14:50西熊山──17:00ふるさと林道──17:30登山口
５：３０に佐古ＪＡを出発、貞光から見の越経由で東祖谷のいやしの温泉へ向かう。最近モノレールができたいやしの温泉からは、ふるさと林道阿佐名頃線に入る。
三嶺北西尾根は登山道がなく、最近よく登られているにもかかわらず、明確な登山口はない。そこで、既に3回もこのルートを上られている谷さんのご意見を伺いながら、わかりやすい最初の作業道から登り始めることとした。
作業道はもうほとんど使われていないらしく、倒木や崩壊が目立つ。それらを越えながら作業道終点まで歩いてから、植林の斜面に取り付いた。
いきなりの急登に息が上がる。どこを登っても1800m付近で合流するという谷さんのアドバイスに、杉につかまりながら最短距離を直登していった。
植林を過ぎ、山犬嶽のような苔むした岩が現れると、植生が自然林に変わった。ダケカンバが多いようである。
再び植林の道を歩いていると笹が現れ、谷さんが"たぬきの運動場"と名付けた広い場所に出た。ここからは完全に自然林となり、1806mのピークが見えてくる。このピークを目指して、笹をつかみながら慎重に登ると、コメツツジとクマザサの草原に出た。
三嶺の山頂も、天狗塚も隠れて見えないが、縦走路に近いことはわかる。しばし景色を楽しんだ後、三嶺の山頂に到達した。既に10名ほどが休んでいたが、我がパーティも少し遅い昼食にする。
４０分ほど休んだ後、西熊山まで縦走し、西熊山から北尾根を林道まで下った。吉本さんと片岡さんは２月にこのコースを下ったそうだが、そのときは雪で下りやすかったそうである。夏場に使うルートではなさそうだ。
初めての北西尾根は面白かったし、距離も近いと感じたが、オーバーユースが少し心配である。内藤
