木頭三笠(シラタキ山1,157m 天海山1,066m ミノテ山960.1m)

2006.10.8



小松島市立体育館6:00──7:42東蝉谷西蝉谷分岐7:55──8:33東蝉谷登山口8:40──10:10墓窪峠──10:50シラタキ山──11:20天海山(昼食)12:00──12:32ミノテ山──13:45林道14:00──15:40わじき温泉16:30──17:00小松島体育館


 国道195号那賀町木頭助で右折し、25分くらい走った所に車を止める。登山の準備をして林道を歩き東蝉谷登山口から登りはじめる。

 登山口には「川を渡ると京女郎の墓、墓の窪」の標識がありそちらへ進む。左手には平家平登山口がある。歩き始めると野菊が一面に咲いていて秋の風情がいっぱいである。途中で江口さんが杉の丸太を見つけて持って行くように指示。

 間もなく谷川に出る。一昨日の大雨で谷川の流れは激しく男性陣が渡る箇所を探してくれる。運んで行った杉の丸太と近くにあったもう1本と2本をひもで結わえて橋を作り私達も渡ることができた。

 谷川はその後2ケ所通過したが、後のはたいしたことはなく通過できた。谷川を過ぎると杉林の中の急登になり墓窪峠が近づくと一息つける。遠近の山々が美しく聳えていてあの山は何?と眺める。

 墓窪峠からシラタキ山を目指して登っていて、先頭の2,3人はシラタキ山の小さい標識を見落として進んでいた。それ程山頂らしくない山頂だった。

 そこから2つめのピークが天海山で展望はないがわりあい広い山頂であたりには栗のいがが無数に落ちていた。猿が取って食べたのだろうか。実りの秋である。私達もここでお昼にする。

 ミノテ山までは急勾配をすべり下りるように下ったりして、2つピークを越して山頂に着く。こちらも展望はなく記念撮影だけで上がった道を8分くらい下ったコルまで引き返す。ここで往路と別れて左へ折れる。

 ミノテ山からの尾根に乗った所でよく整備された植林帯の中の急な斜面を一気に下って林道に出る。一足先に走り降りた片岡さんが車を取りに行って下さって私達は朝の車の駐車場所まで歩かずに済んだ。帰りはわじき温泉で汗を流して帰路に着いた。

 昨日までの強風は止んで汗をかいて登ってもちょっと立ち止まると涼風が心地良かった。きつい山だったが変化に富んだ山で登ってみて良かったと思える山行だった。谷(公)


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