剣山クリーンハイク

2006.6.4



【コースタイム】
6:00JA佐古
6:25南部中
7:30上勝・八重地
8:05-40四季美谷温泉
9:05-25スーパー林道P
11:00-05槍戸山
11:35-45一ノ森
12:20-13:10剣山
13:50-14:45一ノ森
15:15槍戸山
16:00-16:15スーパー林道P
17:05-18:00四季美谷温泉
20:00JA佐古

 私達は、6時にJA佐古を会長さんの運転で出発し、川井峠経由でスーパー林道の槍戸登山口へと向かった。

 最近2,3日は曇りがちの天気が続き山行には有り難い。"剣山クリーンハイクは長年の歴史の中で雨天は数回しかない。(k氏談)"。

 自分は剣山クリーンハイクには、8回ほど参加して来たが、見ノ越から剣山へのコース以外に経験が無かったし、5月にあすなろ山の会に入会させて頂いたこともあって、新鮮な気持ちで参加できた。

 登山口からは、初めは緩やかな登りで、徐々に勾配がきつくなり標高差約300mを50分ほどで稜線に到着。

 稜線は標高が高いせいか植生が低山と違い、美しい。花は少なかったが、ミツバツツジが実に綺麗で、疲れを癒してくれた。登山道から少し離れた所に珍しく、シャクナゲも咲いていた。

 稜線に乗ってからは、高低差はそれ程ではないが、槍戸山の手前で岩場の一寸スリルのある場所を通過した。この付近ではゴヨウマツの巨群と白骨樹群がこれまた見事だ。

 以前は、このコースは熟練者でなければ、ブッシュが深く、通れなかったが、旧木沢村や一の森ヒュッテの方々のご尽力で立派に刈り上げられ、私達でも通れるようになった。

 一ノ森稜線から見た剣山、ジロウギュウは何時見ても素晴らしい。いくつかの小ピークを越えて槍戸山、続いて一の森ヒュッテに到着した。10分ほど休憩した後、剣山に向かった。

 剣山の集会会場には、既に大勢が集まっていた。開会の挨拶の後、救急講習会(三角巾の使用法、携帯救護網の使用法、負傷者の背負い方など)が行われた。

 直角二等辺三角形状の白布が折り方一つで、多くの活用方法があるものだと感心させられた。携帯救護網は、男性一人を支えるだけの張力があると驚かされた。山行が夜間になってもヘッドランプを持っておれば、十分行動できると話されていた。

 今日の全体参加者 77名、全体の収集ゴミ重量 27kg。

 なお、あすなろ山の会参加者9名。わが山の会のコースには、ゴミはほとんどなかった。

 ゴミが少なくても、県の山岳連盟傘下の各クラブ員はこうした集会に参加して、有益なお話を拝聴したり、救急法の実習をしたり、会員相互の意見交換は大いに意義はある。

 集会も終了し、13時10分集会会場から一の森ヒュッテに向かった。

 一の森ヒュッテは、初日の出の写真、色々な花の写真、手造りの陶器などが整然と飾られ、床も檜の木で張り替えられて、意欲的な山荘運営が窺えた。

 ここで、昼食を済ませ、いろんな山荘経営のお話をしてもらい、くつろいだ一時を過ごし、14時45分一の森ヒュッテを後にした。

 稜線の終点で、天野さんから現在位置確認の基本的読図を扱って頂き、この会は素晴らしいと感心した。

 途中、四季美谷温泉で汗を流し、往路の逆コースでJA佐古に20時に到着。皆様お疲れ様でした。特に天野会長さん運転ご苦労様でした。谷

剣山の地図
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