笹ヶ峰

2005.1.9



 三傍示山を計画していたが、高知県側の道路が雪で通行止のため予定変更して笹ヶ峰に行く事にした。メンバーの半分が1年半前に行ったルートでもあり、記憶に残っているので安心感も有った。しかし、雪山であり、大人数でもあり、ラッセルが必要なぐらいの雪の量だったらどうしようという不安感もあった。

 12:00で引き返すことを確認して、9:00登山開始。杉林の中は、雪も少ない。腹包丁までは予定どおりで10:00に着いた。稜線に出ると、風もあり、雪も多く積もっていた。スパッツの紐に雪の玉が出来て、頻繁にピッケルで靴の底を叩かなければならなかった。

 笠取峠10:50に通過し、笹ヶ峰には12:00に着いた。高知県側に少し下りて昼食を取った。寒いので、早々に済ませる。冬は、小屋でも止まって食事することは考えないほうが良いと反省した。

 三傍示山へ続く稜線を少し歩いてみると、誰も歩いておらず、雪も深くラッセルが必要であった。

 12:40下山を開始した。寒かったのもあって、食事が済んだ者がバラバラに立ち上がって、分岐までいってしまった。リーダー自身が、何も言わずに立ち上がったことに反省している。冬山でのパーティとして一体の行動を取ることは、重要なことであり、普段から絶えず意識してないといけないと思った。

 帰りは、どんよりした雲が出てきて雪がちらつきだし、石や木の枝で足を滑らしながらも比較的早く14:20登山口に着いた。片岡


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