第20回子供冒険学校

2005.8.20-21



 今年は場所を変えて、上勝町の八重地神社での開催となり、子どもの参加者は12名だった。

 開校式は上勝町旭の千年の森ふれあい館。ふれあい館の見学をしていると、雨が降ってきた。仕方がないので館内で開校式を行ったが、雨足は強くなるばかりであった。

 そこで、ふれあい館の前の屋根付き作業所を管理している「自然の宿あさひ」にお願いして、屋根付き作業所で昼食のホットドッグを作って食べた。

 昼過ぎには雨が上がったので八重地神社へ。早速テントを張ったが、地面が固くてペグが入らない!それでも何とか三角テントも張って一息つき、子どもたちは水着に着替えて沢遊び。

 夕食のカレーは子どもたちが野菜を切り、1匹100円で分けてもらったアメゴも子どもたちがワタを抜いて塩焼きにして食べた。

 ところが、ちょうど食べ終わったというところで、土砂降りの雨となった。屋根代わりのブルーシートは水がたまるので支柱をわざと倒したが、三角テントは倒れてしまった。待っていてもやみそうにないので、残ったテントと神社の倉庫へ避難する。そこで、大人たちは手持ちぶさたなため、ビールを飲み始めてしまった。

 それでも夜半には雨は上がり、満月が出た。子どもたちは月には興味はなかったようだが、こんな体験も貴重かも知れない。

 翌日は沢が目的の西條さんと富田さんが加わり、いざ沢登りへ。西條さんと富田さんはアメゴの養殖場からの長距離に挑んだが、ルートを外して県道に出てしまい、残念ながらそのまま帰参となった。

 子どもたちは足の速い組と遅い組に分かれて、予定どおりのコースを歩いた。最後の沢は何人か登れない子もいたが、ほとんどの子どもは10m近くある滝を登り切った。 内藤

八重地周辺図
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