仙丈ヶ岳(3033m)、甲斐駒ヶ岳(2967m)

2004.7.15〜18



 15日(木)夜、剣岳、大日岳の登山計画で出発。しかし悪天候のため、メンバーの誰も登っていない仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳に急遽変更となる。

 16日(金)晴れ。昼前大平山荘の横から仙丈ヶ岳へ藪沢ルートを登る。最初から登りで馬の背からは藪沢カールが美しく、遠くには中央アルプスも見える。頭上に小屋が見えた時はほっとしたが、足下の赤く枯死したハイマツの多さには痛々しい思いがする。仙丈小屋は連休前とあってゆったり宿泊できた。

 17日(土)晴れ。早朝小屋を出発。仙丈ヶ岳へ登り、北沢峠へ下る。北沢峠から甲斐駒へピストン。

 仙丈ヶ岳の頂上からは、ガスのかかった富士山が見え隠れ。頂上はガスもあり、肌寒く、記念写真を撮って尾根コースを下る。下りでは、前方に急峻で男性的な甲斐駒ヶ岳、後方は緑におおわれおおらかで女性的な仙丈ヶ岳。足を止め対照的な山に見とれる。

 北沢峠までは急降下。北沢峠から双子山、駒津嶺までうっそうとした樹林帯で急登が続く。

 駒津嶺から目の前に荒く削ったような岩山の甲斐駒がそびえ立ち、ゴツゴツした岩石を登ったり下ったりして沢山岩石のある鞍部に着く。そこから花崗岩の岩と白砂の登りで滑りそうな斜面の上、風が強くよろけそうになりながら頂上に着く。下りは樹林帯を木の根に足を取られないようにマイペースで下る。

 18日(日)晴れ。八ヶ岳をドライブ。諏訪湖畔で昼食及び2カ所の美術館巡り後、帰着。 桝井


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