第19回子ども冒険学校

2004.8.21〜22



 今回の冒険学校は子どもの参加者が10名しかなく、一昨年の35名と比べるとお世話は楽だったのですが、だいぶ寂しい感じがしました。でも、その分一人ひとりを見ることができ、子どもたちも十分楽しめたのではないかと思います。

 場所は4年連続で同じ神山町のせせらぎキャンプ場。今回は食べ物にも凝っていて、初日の昼はスープパスタとパンでしたが、スープパスタが"伸びない塩ラーメン"という感じの出来で、味はまあまあでお代わりをする子どもあったのですが、パンが全然売れませんでした。

 昼食後は丸太でいかだ遊び。でも、泳ぐところが度重なる台風の影響で浅くなっていて、飛び込んだりができなかったのであまり人気がありませんでした。

 3時頃からは杜植物園へ。元県連理事長の杜さんのお父さんもおられ、植物の解説もしていただきました。植物園の辺りは土がいいので、たくさんの種類の植物の生育が可能だそうです。800種類ほどの草木があるそうですが、ちょうど花もたくさん咲いていて、花園散歩という感じでした。山行の帰りに時間があれば、ぜひ寄ってみてください。

 夕方からはバーベキューになりました。電気がなかなか点かずに暗かったのですが、夜になると松原さんや片岡さんもやってきて、子どもも大人も盛り上がりました。

 翌朝は5時起きで朝食と沢登りの準備をしました。台風が多かったので、増水と山腹崩壊が心配されましたが、例年と変わらない沢のようすに安心して進むことができました。人数が少なかったので遡行もスムーズに進み、怪我もなく全員下りてくることができました。

 最後の昼食は流しそうめん。こんなにうまかったのかー!と感心する出来で、何度も茹で加えて、多めに持っていったそうめんがほとんどなくなってしまいました。そうめんは流すとおいしくなるものだったんですね。初めて知りました。

 しかし、労山関係の子どもだけでは参加者が減る一方なので、来年は千年の森と協賛したり、対象をもっと広げて、小学校4年生から中学生まで募集するかを検討することになりました。 内藤

神山の地図
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