日本列島サイクル一人旅(襟裳岬手前50kmからの手紙)

2003.6.27



 北海道に入って今日はコース中最も条件が悪化した一日になる。昨日浦幌森林公園で最も好条件だった裏がえしになる。

 一泊休養日をとり、只一張り丈のテント生活で雲上人そのもので、近くに300円町営温泉も有り、入湯帰りに食材を仕入れて食事舎で一人気ままにコーヒー片手に支度。

 7月に入ると各公共のグループ等が三々五々新緑を求めて心身リフレッシュに押し掛けるそうで、各地とも今が一番静かでのんびりできる、とのことでした。

 あと2〜3日で北海道周走一人旅もそろそろゴールが目前になりつつあり、最終が近くなり、一寸足止め状況で、自然がブレーキを少し効かせてくれた思っている所で、約7000km位になり、徳島迄は5000kmは切れるのでは、と考へます。

 体重も約5〜7kgダウン。ベストコンデイシヨンの様で、食欲大で困っています。根室駅前食堂でカレー大盛り+モーニングサービスをペロリと平らげ、女主人がどこに入ったの・・と笑っていた位。この店は徒歩の旅で食事をした店で、顔を記憶して頂いた。何かとサービスして頂いた。

 この手紙が届いたころには、多分青森方面へ渡っていると思ってください。

 26日ついに悪天候に逢う。ただし車社会生活にはなんら問題なし。小雨の中を徒歩の旅で立ち寄った公園へ。鉄道廃線跡地、記念公園でテン泊。

 天気回復待ち2〜3泊になる見込みで、特に襟裳岬は風の強い所丈に、完全に天気良好になり次第スタートと予想中で、気楽なテント生活自炊中で、周囲の方々も余り特異な目では見てなく、又道内の方々は年中旅人と身近に接しており、又それ丈にこちらも礼儀正しくする必要は充分有り。

 一事が万事につながるもので今は旅、恥は掻き捨ては通用しない社会、とおもいました。(加賀城)
 6/27現在約7000km

 コース等 四国一周テスト
      九州一周、途中屋久島へ
      下関から日本海側直江津へ、室蘭港へ
      北海道を時計方向で外周
      襟裳岬手前50kmで雨天ストップ
      沈泊中(広尾町)


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