毛無山

2002.4.27



 4月26日徳島道を徳島に向かって走行中、松原さんより山行の誘いの電話が入る。場所は、岡山の毛無山で出雲山岳会と交流するとのこと。家に帰宅後参加の意向を伝える。

 4月27日6時に徳島東病院に集合し、松原号で出発。メンバーは、男(松原、片岡)女(久米、吉田、永井、佐々木)である。途中、井倉洞を観光し、新庄町営の山小屋に4時前に着いた。

 出雲のメンバー(男9、女4)はすでに酒が入っていて我々を歓待してくれた。刺身、モツ鍋等を男性がこまめに動いて作ってくれた。酒飲みが寄り集まった会だ。とても愉快で、芸人が揃っている。

 やすき節を事務局長が踊ってくれた。阿波踊りを踊ろうと誘われて踊ったが、うまくいかなかった。 山の歌も出たが、歌詞を忘れていて尻切れトンボになってしまった。

 翌朝目が覚めると囲炉裏の端で寝ていた。布団がだいぶ余っていたようだ。畳の部屋が2室と3段ベットがありゆったりしていた。炊事場には冷蔵庫があり、風呂も付いている。萱葺の屋根であったためかカメ虫が中にも入っていて、これには参った。

 毛無山は、岡山県と鳥取県との県境に位置し、標高1218mの手ごろな山である。ケナシガセンと読む。登山口から1時間余で頂上に着いた。途中ブナ林もあり、気持ちのいい山だ。カタクリの宝庫と聞いていたのになかなか御目にかかれない。頂上手前でやっと現れる。四国のカタクリに比べて大ぶりだ。

 頂上からは大山の南壁、烏ヶ山がきれいに眺望出来る。下山は別のルートをとった。朝鍋鷲ヶ山ヘの縦走コースの途中から降りる周回コースである。

 稜線に足を踏み入れるとすぐカタクリの群落が続く。見事なものだ。下山タイムも1時間くらいなので、ゆっくり昼食をとる。鍋とホエブスを持ち上げてくれていて、力うどんを御馳走になる。冷たいビ−ルも最高だ。

 日帰り山行でも昼食は料理を作って宴会するという。あすなろでも企画してみても面白いかも。でも、調理係は大変だ。出雲山岳会の皆さん大変お世話になりました。天野


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