三瓶山(サンベサン、島根県)

2001.4.28〜4.29


メンバー:天野、尾野、久米(福)、吉田、滝、小林、永井

 三瓶山は最新の噴火が4000年前の新しい火山で、なだらかな山並みの続く中国山地の中で独特な一画である。池を中心に回りを男三瓶、女三瓶、子・孫三瓶の山々がとりまいてしかも全体として大きな一山体として周りの山とは隔絶している。周囲には草原が広がり牛が放牧され、温泉もあって独特の観光地になっている。

 朝6時に北島を発ち高松道、瀬戸中央道、岡山道、中国道と高速ばかり通って三次icから1時間余で三瓶温泉を通って西の原につく。名のとおり広々した草原に黒い牛が草を食う。

 西の原にある"定めの松"から草原をつらぬいて男三瓶にむかう。唐松などの林をどんどん登り低い草木になったところで、広いすそ野が見えて気分爽快。1時間30分で頂上へ。

 360度の展望。大山、出雲ドーム、日本海、中国山地の山並み。頂上は広くはげていたので、剣山と同様植生の後退がありそうだった。南に三瓶山々に囲まれた窪地があり、その一角に室ノ内なる池も見える。

 男三瓶をあとにして女三瓶に向かう。ややざれ地をへてアンテナの林立する女三瓶着。ここから室ノ内に降りる。コナラ、ミズナラなど広葉樹が新芽をつけ始めで木々の薄茶色と若緑が春を告げる。池にはオタマジャクシ。次は孫三瓶をとばして子三瓶へ。

 最後の登りがえらい、きつい。下りは一気に元の西の原へ。周遊5時間の充実山行。

 下山後直ちに三瓶かんぽセンターで温泉につかり、うまい定食をきれいな座敷で食し、泊は北の原キャンプ場の新品ケビンで快適に、全てリーダーのお陰、謝々。

 案の定29日は天気予報どおり雨となったが、前日が充実していたので気分上々。島根観光に行く。布志名焼き、大根島のボタン、松江城、美術館など2日続きの充実を味わった。天野


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