鶴松ヶ森(1100m)日だまりハイク

2000.2.5


 久々に、”ゆずりは”に投稿させてもらいます。先週は、明神岳で、雪と岩のスリリングな山行をあすなろのメンバーと楽しみましたが、今週は、徳島に帰らず、一人で檮原町と、葉山村の境にある、”鶴松ヶ森”に行って来ました。以前より登ってみたい山の一つでしたので、天気予報を聞き、思い立って出かけました。

 大洲を9時頃出発して、布施ヶ坂の登山口に10時45分に着いた。杉林の中を沢沿いに登り、10分くらいで林道に出合う。そこが頂上まで2.5kmの地点である。林道を左手に見ながら尾根道を登る。しばらく行くと左に杉林、右に雑木林になる。少し急登で汗ばむ。

 10分ほどで”道の駅”からの登山道と合流する。そこから15分ほど登り、トラバース道に入る。途中、西側に”不入山”が見える。美しい山だ。四万十川の源流である。しばらくすると、都方面からの林道に出る。車が1台止まっていた。そこから桧林の急登を10分ほど登ると、右手は萱と潅木で眺めがよい。旧国道の布施坂の茶畑が見える。須崎湾、蟠蛇森も見ることができる。

 萱原の中を進むと、突如頂上に飛び出した。1時間20分、頂上には先客が一人いた。葉山の方から登って来たという。しばらく話をする。単独行で、毎週マイナーな山へ行っているみたいだ。尾野君にも手紙を出したという長谷川氏は、春に”南の風社”より”ピークハンター高知マイナー山岳ガイド(仮称)”を出すという。自己負担は100万とか。高知にも薮山好きが居た。興味があったら買ってみてください。

 さて、頂上からは、不入山、天狗高原、鳥形山が間近に見え、その奥に雪をかぶった山が見えた。 暖かな日だまりの中で1時間ものんびりしてしまった。帰りは同じ道をもどり、途中から道の駅に下りて、国道のトンネルを歩いて登山口に着いた。頂上から1時間10分。帰りに、城川町の宝泉坊温泉で汗を流す。もう一度行ってもよいと思う山であった。 片岡

「阿波あすなろ山の会」
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