やまなみウォークラリー

2000.3.26


メンハ゛ー:L吉田、佐々木、上田、吉本、内藤親子(子2名)、富原、石本他3名

 今回初めてウォークラリーに参加することにした。35キロと言った長丁場に不安を抱えながらではあるが、例のごとく無鉄砲な私は自分の体力を考えもせず一歩を踏み出した。出足は好調で無駄話に花を咲かせながらマイペースで歩く。さいわい天気にも恵まれ、熱くもなく寒くもなく快適な山行が楽しめるはずであったが・・・・。

 参加者の人々は、どなたを見ても健脚揃いの様相で、下り坂などは駆け降りその上ランニングで私たちを追い越して行くエネルギッシュな人もいて驚かされる。途中で石本先生と、生徒達とも会い、若いエネルギーに刺激を受け奮起を揺り起こしたり、子ども達に振り回され、「水も飲ましてくれん」と喘ぎ喘ぎ登っている内藤さんにも会う。「ぼくの父さんな、山いっぱい登っとんじょ」と得意そうに話す言葉に、内藤家での確かな父親の存在感が感じられる。本当に優しいお父さんである。又、後から出発した上田さんとも一緒になり、励まされながら、なが〜いなが〜い道のりを、ただひたすら歩いた。

 時折、眼下に広がる町並みを左右に眺めたり、穏やかな川の流れに一息つきながらひとつひとつのチェックポイントを通過する。なかなかたいへんな修行である。

 この日は風が強かったので、終始風の音が耳もとで騒ぎ、様々な音を聞かせてくれた。そして、前を歩く人の腰にぶら下がる鈴の音が、「チリンチリン」から「頑張れ頑張れ」に聞こえてくるなど、自然に抱かれながら、自分との根比べであったように思う。なにはともあれ最後まで歩けた嬉しさ、充実感に酔いしれると同時に、もう懲り懲りの思いで一杯になった一日である。

 最後に、各チェックポイントでサポートして頂いた皆様、宴会の準備をしてくれたあすなろのメンバー(おでんとたらの芽天ぷら、ビールは最高でした)、最後まで私と一緒に歩き励ましてくれた吉田さん、どうもありがとうございました。翌日の私は、全身を筋肉痛に悩まされ、歩くのもままならない情けない姿に変わっていました。アーア。富原


 ここからは、内藤です。最後にもてなしていただき、ありがとうございました。親子3人無事完歩することができました。タイムは11時間6分、もう子どもの方が体力があることがわかりました。

鴨島-徳島の地図
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