中 東 山

2000.5.5


メンハ゛ー:松原、大西

 去年の中東山の山行に仕事のため、参加できなくて残念な思いをしていたが、今回、中東山頂上に立ち石立山を望むと、石立山は遙かに遠く、この尾根をスズタケをかき上げながら行くのは大変だ、参加できなくてよかったかもと思った。

 今回は大西君と、中東山のピークハントで最短コースと思われる、「治平谷」より登ることとしたが、ルートの情報はなく、等高線の間隔から推測するとかなり手強そうであったが、地図で数本のルートを予想し、後は現地を見て進むことにした。堰堤工事用の林道を詰め、谷の左側の作業道跡を登ると、踏み跡がだんだん薄くなっていく。その辺りには「山しゃくやく」がたくさん見られたが、花はまだであった。

 上へ上へと登っていくと、1300m付近の広い場所に出る。ここが、付近の様子を確認する時に、熊の足跡を見つけた湿地の所である。そこより上へ上へと登っていくと斜度とザレがひどくなったため、左へトラバースするとすぐに、中東山、石立山の縦走路である尾根に乗った。後はスズタケをかき分け、はね上げ登ると、中東山の頂上であった。

 帰りも同じルートで下った。車を駐車した空き地にもどると、すぐテントを設営し、少し早い夕食を食べつつ酒を飲んでいると、いつの間にやら9時前となり、明日の行者山山行のため寝ることとした。天気良し、久しぶりのテント泊りを楽しんだ。 松原

中東山の地図
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