雪の寒峰

2000.2.5


メンハ゛ー:尾野(L)、天野、折目、久米、大西、西條、吉本、小林、吉田、佐々木、富原

 徳島自動車道を土成から井川池田へ。山城から東祖谷へ。祖谷川を上流へ。栗枝渡八幡神社の奥のどんづまりの住吉神社前に駐車。道路は直前の100m位の間の日陰に雪が残っている位で少なかった。

 スパッツ、ピッケルなど雪装備をしてとりつく。最初は杉の植林の中、雪は少ない。しばらくゆくと、福寿草の咲く辺りに来る。雪は30cm位。この下にあと1ヶ月半もすれば黄色い花が咲く。村の立て看板が真新しい。見物客が近年多いらしい。

 しばらくゆくと左(西)に向けて小尾根にとりつく。雪は5cm位であるが、すべり易いのでキックステップにする。1424mの標高点辺りに来ると遠くが見えてくる。日がよく当たって快適な歩行。1518mの西寒峰は帰りに踏むことにして東側をトラバース。だだっ広いコル状の所で、寒峰頂上が見えた。

 しばらく行くと、ブナの大木が枝ぶりよく手を広げて我々を歓迎。しばし写真のポーズを取る。頂上までは樹林が低く、サクサクと雪を踏みしめる。

 360度快晴の空の下に立つ。剣山から三嶺、天狗塚までの山並みが屏風のように立つ。烏帽子はこの方向からは帽子に見えぬ。中津からここ寒峰までの遠い道のりが一望できる。いつの日にか歩いてみたい。

 帰りは先ほどの西寒峰に上がってみた。雑木の中の平坦な頂上であった。下りは例のごとく速い。サンリバー大歩危で汗を洗い流して帰路についた。 天野

寒峰の地図
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