風呂塔〜火打山〜白滝山〜石堂山

2000.4.16


メンハ゛ー:折目、天野、西條、高川、小林、吉田、佐々木、富原、滝、富田(会員外)

 前日の天気予報で今日は快晴と全員信じて、6:30川島合庁に集合する。

 車を走らせるに従い、あれ?何か天候がと、少し不安になる。三加茂に入り、桟敷峠に近づくにつれ、霧が濃くなる。天野さんの深渕から登るという主張に女性群大反対して、風呂塔のキャンプ場から登ることに。

 キャンプ場からは以前登った時とは違い、広い遊歩道が頂上まで整備されていた。風呂塔の山頂手前で霧氷に出会い、皆思い思いに感激に浸っていたようだった。

 20分ほどで山頂に着き、記念撮影をする。火打山までは小さなアップ、ダウンを繰り返しながら、予定通り1時間で行く。途中天候の回復にやきもきしながらも、きれい、きれいを連発する。霧氷と樹氷の違いは?とか、"霧氷"なんて 歌もあったなーなどと言いながら歩く。

 白滝山から石堂山までは快適な稜線歩き。だが、見えるはずの矢筈の北尾根、黒笠は霧の向こうで想像力をかき立てるだけになった。

 きっと石堂山の山頂は寒いだろうと、手前の大工小屋、石の石室で、全員肩を寄せ合って昼食をとる。石堂山の山頂も矢筈側は展望がなかったが、風呂塔、火打側は見えた。

 ここからが西條さんと小林さんの本領発揮の場、二人のおかげで無事深渕まで下山。途中から晴れてきて、落合峠、烏帽子の眺めはまるで東山魁夷の世界のようで、振り返り振り返り、下山した。

 麓では桜を愛で、山頂では霧氷を楽しみ、遠景にまるで桜が咲いているかのような樹氷の山を眺め、「吉野山へ行かなくてもいい」などと言いながら、春の山、冬の山両方を楽しみ、久しぶりに参加して楽しい山行でした。リーダーありがとうございました。

石堂山の地図
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