堂ヶ森〜二ノ森〜石鎚〜面河

2000.11.3


メンバー:天野(L)、折目、西條、久米(福)、小林、滝、宗本、佐々木、富田、富原

 石鎚山の西に連なる高峰を一気に縦走という大胆な計画を立てた。季節は寒くも暑くもない紅葉時か。11月3日一日(前夜発24時間)で「かもしか山行」ということにした。

 11月2日夜10時、土成町四銀に集合。高速道で西へ。松山の手前の川内ICで降りて面河方面へ。面河ダム湖畔のキャンプ場に夜中に着。寒く風も強い夜をテントで過ごす。

 テントを風がたたきつける音で起きる。天気はも一つで、山の上には雲が暗い。しかし仕方ない。車を一台面河渓に置きに行って来る。梅ヶ市から歩き始める。尾根には紅葉の落ち葉が濡れて美しい。

 堂ヶ森の頂上はガスの中、寒い。二ノ森までは笹の中をゆく。天気はだんだん良くなる。二ノ森で昼休。ここから西ノ冠岳方面へは道がやや険しく、やぶっぽい所もある。石鎚が雲の中からその岩山然とした偉容を見せて、太陽が雲を散らす。

 面河への分岐の所から石槌へは元気な者がピストン。面河渓の美しい紅葉を見ながら下りに入った。ここからが長かった。リーダーの甘い計画のために下る時刻が遅くなり、日没後になった。おまけに富田さんが長い下りで足を痛めて大変。真っ暗な中をやっと面河川にたどり着いた(歩行時間約9時間)。

『計画は堅実にゆとりを持って!』 天野

「阿波あすなろ山の会」
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