六甲山縦走(須磨浦公園〜宝塚)

1999.12.4〜12.5


メンバー:折目、加賀城、片岡、西條(あすなろ精鋭4人組)

 夕方の路線バスで神戸に行き、カプセルホテルにチェックインした後、一風呂浴びて三宮の繁華街に繰り出す。若者たちで賑わう炉端焼き店に入り、明日の健闘を祝って乾杯。焼き鳥に刺身、肉じゃが、お好み焼き等の料理に生ビール、冷酒とお酒も進むが、明日のことを考えて1時間半ほどで店を出てホテルに帰り早めの就寝。

 翌日は4時に起床、5時前にホテルを出発しスタート地点の須磨浦公園に向かう。早朝の電車にもかかわらず車内にはリュックを背負った乗客がたくさんおり、六甲縦走の参加者の多さをうかがい知ることが出来た。(圧倒的に年配の人が多い)

 6時前に真っ暗闇の中をスタートするが、鉢伏山の登りは大勢の参加者のため行列ができ、なかなか追い越すことが出来ず、やや遅めのペースでのスタートとなる。高倉台を通過する頃には明るくなり、人数もばらけてきたためペースをあげて菊水山へと向かう。最初の難関である菊水山は何回登っても急登に息の切れる思いであるが、やっとの思いで到着(1回目のチェックポイント、8時18分)。

 ここで支給された冷たいみかん2個を一気に食べて再出発。有馬街道まで駆け下り、鍋蓋山を登り返し、しばらく進むと2回目のチェックポイントである大竜寺前に到着(9時20分)。

 ここで温かい紅茶とパンを支給され、腹ごしらえ終了後最難関の摩耶山へと向かう。摩耶山を快調なペースで登り切り平地(車道)に出たため、ここからは軽いジョギングでペースアップする予定であったが、足の指先が痛み出し(靴があわなかったかも)走ることができない。やっとの思いで3回目のチェックポイントである六甲山頂下に到着(12時27分)。

 ここで野菜のたっぷり入ったスープを支給され、身も心も温まり、宝塚のゴールへと向かう。宝塚までの道のりは自然林の中の快適な登山道であるが、予想以上に長く、疲れがピークに達した頃にやっとゴールイン(14時9分)。おもちの入った温かいぜんざいをごちそうになり、完走した充実感に浸る。

 なお、天気予報は雨であったが、我々4人の六甲縦走にかける情熱が天に通じたのか、雨も降らず、風もほとんどなく、気温も12月にしてはとても温暖で、非常に幸運であった。

 最後に、今大会をボランティアでサポートしていただいた、兵庫県勤労者山岳連盟のたくさんの会員の皆様に心から感謝しつつ、この大会が事故もなくいつまでも続くこと、そして来年はあすなろ山の会からもっとたくさんの有志が、この過酷な縦走にチャレンジされることを祈念して、山行報告とします。

注)時間は私(折目)のを記しておりますので、来年参加される方は参考にしてください。

行 程
12月4日
鳴門(撫養)17:25
三宮(カプセルホテルで宿泊)18:50
12月5日
三宮5:22
須磨浦公園スタート5:55
宝塚着14:09
三宮発18:45
鳴門着20:10
松茂町体育館20:30
「阿波あすなろ山の会」
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