前日１３：００県庁を出て奥槍戸の山の家へ。しまいかけの店の人に前でキャンプすることを告げて準備にかかる。同時に木頭の日和田へ１台車を置いてきた。夜は酒宴でさわぎ、満天の星をながめる。翌朝夜明け前に丸石登山口へ。
ヘッドランプを巻いてとりつく。丸石頂上で日の出を迎えた。そう寒くはない。丸石避難小屋をすぎて、高の瀬はトラバース道を使う。しかしこれが曲者で、トラバースは近いと思いきや、笹が倒れた上を歩くところが多く、難儀した。頂上を通る方がよかろう。
１７３８ｍからは南へ、中東山へ。ブナの林のあるところはやはり美しい。周りの木々も紅や黄に色づき美しい。
中東頂上は笹に囲まれて分かりにくい。中東から石立にかけてはヤブくさいところが多くしんどい。最後に舎身嶽は石灰岩の切り立った壁で、これの端にある岩場を登ってやっと石立についた。
約８時間の歩行でしんどい上に、石立からの下りは急な道で、石ころが足をとらえて歩きづらい。やっと日和田に下りた時は夕暮れが近づいてきた。
この縦走コースが１日で達成できたことは大きな成果であった。２０周年記念山行は、更に進めてゆこう。天野
