国見山(1409m)

1999.1.15


メンバー:松原、西條、宗本、佐々木、富沢、石本

 天気予報が下り坂を告げていた事を知らず、川島合庁に集合したときは、小雨がパラついていた。展望は無いだろう事は一同あきらめていたが、山は雪になることを祈りつつ、登山口の後山峠を目指した。

 峠では約5cm程の積雪。天候小雪。ほとんど風なし。静かに雪の降る中、杉、桧の植林の間を、登高する。標高をかせぐにつれて雪は深くなったが、そのため、防火帯の急登もかえって楽に感じられた。1370m峰まで登りつめると後はブナの残る尾根をツボ足で頂上直下の小舎へ、各自好きなトレールをきざんだ。本来のルートは小舎の裏手を通ってピークに達するのだが、誤って(?)祠の真横から若干のヤブを漕いで頂上に立った。国見山でヤブを漕ぐという楽しい経験(?)が出来た。

 夏と違って、好きなルートをとれるというのも雪(冬)山の愉しみであることを知った。三角点を跡んで小舎まで下り、昼食とした。下りは、尻スキーを愉しむ人も居て登りの半分の時間(登山口まで1時間20分)で戻った。途中、サンリバー大歩危で冷えた体を温めて帰る。360゜の大展望はなかったもの、冬の日のちょうど良い雪見ハイクであった. 石本

国見山の地図
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