韓国岳、開聞岳、湯たっぷり山行

1999.4.28-5.1


メンバー:折目、天野、片岡、大西、太田

4/29
 八幡浜から臼杵に渡り、大分自動車道から九州自動車道を乗り継ぎ、えびのICで下り、えびの高原を目指す。途中、野うさぎがかけてきた。鹿の一群が松林の中にたむろしていた。約12時間かけてえびの高原に着いた。

 火山岩のゴロゴロした道は寝不足の体にこたえる。それでも1時間半あまりで韓国岳の頂上に到着した。地元のテレビ局が、パークレンジャーを取材していた。頂上は、遮るものが無く、360゜のパノラマが楽しめた。高千穂峰が美しい姿を見せてくれ、桜島が噴煙を上げていた。頂上のうしろは、火口が口を開けている。少し足がすくむ。いつかまた噴火することがあるのだろうか?

 帰りは、大浪池に寄るコースにする。途中から木の階段が続く。少々うんざりするが、樹林が多く心安らぐ。大浪池は、すばらしく青い湖面を見せてくれた。一周すればよかったかと後悔した。えびの高原までは新緑と小鳥のさえずりを堪能した。下りも1時間余りであった。

 高千穂峰へ登りたかったが、次の機会に回すことに決定。新湯温泉で、ゆっくり旅の疲れをいやした。ぬるめの露天風呂で、月をめでながら1時間近くも湯を楽しんだ。極楽極楽。

4/30
 開聞岳登山口に10時前に着く。10時から登山開始。原生林の緑が美しく、5合目まで30分あまりで到着。足下に、海が美しく見える。洋上の山のようだ。そこから上は若いギャル達で混雑していた。高知からもギャル3人とオジさん1人が来ていた。大西さんが三嶺で会っていたとか。頂上は眺めがよく、1時間近く景色を楽しんだ。看護学生150人余りが頂上を占拠していて、座る場所も無いくらいだ。百花繚乱であった。

 イッシーの池田湖、桜島、名前の分からない島々、青い海、緑の森、ほんとうにいい山だ。もう一度行きたい山である。手軽な山なので、途中から素足で登って来たオジさんもいた。

 今宵の宿泊は、指宿旅行村に決定。広い敷地があり、オートキャンプ場もあった。海に近く、大学のウィンドサーフィン大会の宿になっていた。体力が余っていた我々5人は、裏山の魚見岳へ登る。これまた、眺が抜群であった。目の前に島があり、砂州が干潮の時には結がるようだ。トレンディドラマ”青い島”のロケ地みたいだ。豊悦もここに来たのか。

 5/1は、車を走らすのみ。九州自動車道から山陽自動車道に乗り継ぎ、瀬戸大橋を渡り、坂出で下りた。途中ラッシュもなく、すんなり帰ってこれた。満濃池で讃岐うどんをすすり、20時30分帰徳。よく走ったもんだ。1700k余り。よく遊ばしてもらった。感謝。 片岡

「阿波あすなろ山の会」
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