佐々連尾山(1404)、大森山(1433)

1998.9.20


メンバー:尾野、小林、西條、富沢

 出発の朝の天気は曇りであったが、西に向かって行くにつれ天気は良くなり、伊予三島まで来ると晴天であった。しかし、山の方を見ると雲がかかっている。金砂湖の水量も、ずいぶん減っている。上猿田を経由して白髪トンネルを出た所で下山の位置を確認して登山口を目指した。途中林道を走ったが、4WDで行ってよかった。

 登り口まで来ると天気は曇り空であった。登山口からいきなり藪漕ぎではあったが、中川峠までは意外と早く着いた。

 中川峠から佐々連尾山山頂までは、何度となく前の見えない笹の中を進んでいったが雨露で全身ズブ濡れである。小雨が降ったり止んだり、風も吹き上げて来る。幸い風がまだ暖かかった為、カッパも着ずに歩いた。霧で尾根を歩いても景色が見えなかったのが残念であった。

 山頂で昼食を取り、ゆっくりする事なく大森山を経て猿田峠へ向かったが、下りの急な事には驚いた。どんどん落ちてゆくという感じで、笹をつかんだ手に力が入る。途中3カ所ほど備え付けのロープで降りたが、これを逆ルートで上るのはしんどいだろうと思う。

 猿田峠から県道へ出た時はホッとする。ここからは、下りの県道を横一列になって足も軽やかに歩いていったが、上りの林道に入ってからは車はどこだと2kmほど歩いた。さすがにこれには、足も痛くなり疲れた。

 山を下ると天気も良く、今まで何をしていたのだろうと思う一日であった。 富沢

「阿波あすなろ山の会」
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