熊谷(木頭村)

1998.3.1


 モーニングコールでK氏を起こして、予定より40分遅れで県庁を発(6:40)。那賀川の上流へ。木頭村の栩谷口で「美那川キャンプ場」の看板に従う。野久保谷を左に見送って300m程で左に急カーブの所に「木頭村ふるさとの森案内図」の看板がある。ここに駐車。今日からアマゴの解禁とてあちこちに車が置かれ、釣り竿が南川の清流にさしかかる。

 取りつきはすぐそばにある(9:15)。

 急な尾根をどんどん行く。何かが一瞬動いたかと思うと、すでにその動物は足早に逃げつつある。尻の毛の白いバンビだ。10年余り徳島の山々を登っているが、鹿を見るのは3回目。なかなかお目にかかれない。道はしっかりしている。道なりに行くこと1時間で第1の崩壊地(10:10)。

 ゆっくり行けばOK。しかしすぐ先で道が判りにくかったので、左へ上がって尾根づたいの道に出る。道なりに無意識に東よりに向かって行くと杉の植林がなくなって広大な皆伐地に出た。頂上の北側に居るらしい。方向を修正して尾根の方に戻り、自然林に出ると、三角点の西に出る(11:00)。

 東に50mも行くと木々に囲まれた三角点。展望は南川の湯桶丸が堂々としている。甚吉森も盛り上がっている。両山の間線が縦走を誘う。

 帰りに野久保谷から神戸丸方面に林道が通っているのが見えたので行ってみた。林道海川野久保線である。神戸丸北のところへ駐車して、神戸丸にも登る(14:50)。展望はあまりきかぬ。帰りは海川谷の方へ下ったが、ここから駐車場所の間は未舗装で、あちこち落石がある。便利になったが、山腹の崩壊はひどい。 天野

湯桶丸の地図
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