鰻轟山〜吉野丸

1997.2.2

　海南町で国道５５号線から国道１９３号へ。皆ノ瀬で海部川と別れてからは高度をぐんぐんかせぐ。霧越峠につく頃には、やや雲行きが悪くなってきた。南斜面を登る道は雪がほとんどなかったが、峠から上那賀へ下るとすぐに雪がべったりの道である。
　縦走路を行く。鰻轟頂上に向けて最後の急坂は雪が１０cm位できつい。頂上には例の楠勝山の会の札が吉野丸へ１時間３０分とある。眉にツバをつけて吉野へ向う。植林のためか縦走路ははっきりしている。町境を忠実にたどる。

　雪に道が隠れている所もあるが、樹林の中を方向をとりながら歩く。吉野丸に近づくにつれヤブくさい。頂上は笹に囲まれていて展望はきかぬ。雪が降り、霧が立ちこめていたので寒々とした中で昼をとって帰路についた。楠勝の札は２時間３０分に正すべきだろう。　天野