御嶽山

1997.10.9〜10.11


メンバー:L天野、松原、三浦、三井

 飛騨小坂の濁河温泉から御嶽山に登る。例の如く夜行で名神、41号を通り小坂町から濁河方面に入り、途中の下島温泉にある町営クアハウス「ひめしゃがの湯」の駐車場に着いて、テントを張って仮眠。

 10月10日の朝は快晴で登山口の濁河温泉に向う。近づくにつれて周りはあざやかな紅葉が目につく。小ぢんまりとした温泉街の最奥の駐車場から登る。御岳信仰を示す七福神が出迎えてくれる。

 路はしばらく川沿いを行くが15分で別れて尾根にとり着きひたすら高度をかせぐ。中途で早くも残雪がちらほらする。直前に降ったようだ。なんと10年ぶりに山行に参加した三井さんも減量達成したとあってたんたんと行く。

 五の池小屋は掘立小屋のようにボロだったが中で休ませてもらう。今日で下山するという。三ノ池、二ノ池を見て頂上に到着。しかし、そこは御嶽神社が占領していて、まるで下界の神社の境内と同じく人工の石だらけ。興ざめである。

 しかし展望は抜群。信州側の王滝村から多数登ってきていた。頂上は人だかりで写真もそそくさと撮って下山した。しかし、濁河温泉では公衆浴場が4:00に閉まったあとであり、残念ながら先の「ひめしゃがの湯」に入る。なかなかの温泉だった。飛騨牛の 葉焼きを喰う。香ばしい。泊りは近くのキャンプ場へ。

 翌朝は雨が降ったが、五平もちにさそわれて小坂駅近くの小林おばちゃんの店へ開店前に並ぶ。1本100円で実にうまい。あとは白川郷の合掌造りを見に行ったが人と車が多すぎて下車せずさよなら。世界遺産の指定を受けて大賑わいか。

 山も湯も食も実によかった。 天野

「阿波あすなろ山の会」
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