一の森

1997.12.28

　１２月に初めは雪があったみたいなので、少なくとも登山道は雪道ばかりと思っていたが、リーダーの情報ではあまり雪がないとのことだった。

　コリトリからの林道は大して良いとはいえないが雪もなく、大西さんのエスクードのおかげで快適に剣神社の上の登山口に行き着いた。気温は予想よりは暖かく、水たまりに氷は張っていたが、薄いものだった。そこで、追分道へは行かず、肉渕峠からの道を選んだ。

　雪遊びを期待していた私は少々がっかりだったが、登りとしては快適であった。午前中は天候にも恵まれ、また一の森頂上付近は少々雪をかぶっているのが見えて、美しい姿をしていた。肉渕峠からのコースでしか拝めない魅力的な雄姿であった。

　頂上付近は気温１゜〜２゜。当初予定していた鉄板焼は、私がリーダーと一度も打ち合わせをしていなくて、勝手に鉄板を置いてきてしまったためできなくなった。しかしそこはベテラン、急遽ボイルに替え、リーダーの持ってきたワインで乾杯。温かい食事は何よりありがたかったが、しばらくすると底冷えがしてきた。この時期長時間の食事タイムは、やはりとれなかった。

　下りは追分道から一気に車まで、冷えた体をグリーンヒル穴吹で暖めた。夕方の５時頃には家に帰り着いた。　内藤