石鎚〜瓶ヵ森

1997.9.20〜9.21


コースタイム(9/20)
徳島発5:10
ロープウェイ着8:30
ロープウェイ発9:10
歩行開始9:25
成就社10:00
二ノ鎖小屋11:30
弥山着13:00
13:30
土小屋着15:30
16:00
伊吹山17:00
瓶ヶ森駐車場18:30
白石小屋19:00
ヒュッテ19:30
テント泊20:00
コースタイム(9/21)
起床6:00
女山7:15
ヒュッテ発9:00
西之川登山口12:30
温泉13:30
13:50
徳島着18:00

 石槌はいつもスキーでお馴染みとなっていたが、なぜか頂上には縁がなかった。そこで鎖でゆっくり遊ぶ予定で行ったのだがテントを担いだままで、試し鎖では別ルートを捜したりまでしたので、すっかりばててしまった。またテントをデポするという頭がなかったので、時間もかかってしまった。登りはずっと霧の中であったが、弥山では少し霧が晴れ、西南方向の山々は見渡すことができた。

 テントは瓶ヶ森で張る予定だったのだが、土小屋に着いた頃には既に夕方になっていた。しかし、生ビールの誘惑には勝てず、カレーとビールでひと休み。これがまたうまい!思わずこのままお代りして、ここに泊りたいと思ったが、気を取直して日没覚悟で瓶ヶ森を目指した。

 瓶ヶ森の駐車場に着いた頃には日はほとんど暮れていたが、第2キャンプ場を目指して白石小屋へ行ってみると、なんと本日休業の札が下がっていた。律儀な私は、キャンプをするのに小屋の許可を取ってくださいという看板を守って、第2キャンプ場はあきらめて、足を引きずるようにして第1キャンプ場を目指した。すると瓶ヶ森ヒュッテは堅く閉ざされていた。土曜の夜なのに閉っているとはと、立腹しながらテントを張っていて、ふと思いついた。営業期間は終了しているのではないかと・・・。

 翌日は快晴で、キャンプ場からは石鎚山がくっきりと見えた。光線の具合のいい間にとりあえず女山に登って写真撮影会。その後ゆっくり朝食を取り、瓶壷で水を補給し、下りにかかった。

 瓶ヶ森から西之川への下りは、くさりかけの丸木橋が結構あって、前日の疲れも手伝ってスリルがあった。日曜だというのにすれ違ったパーティは2組であったが、その内の1組は中高年の20数名の団体さんで、丁度NHKの中高年の山登りの撮影をやってるような感じだった。達者なものだ。

 西之川の登山口からバス停までは林道が所々崩壊していて、車は入れない。なんとコンクリートの橋桁が浮いているような所まであり驚きである。ロープウェイまで降りてくると、早速温泉へ。大きくはないが300円の割には泉質良好で、ぬるぬる感がたまらない。今までスキーの後に入らなかったのが惜しまれる。帰りは「ウエノ」でぷるぷる定食を食べて、無事に帰り着いた。 内藤

「阿波あすなろ山の会」
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