穂高〜乗鞍

1997.8.21〜8.24


メンバー:L折目、天野、太田、滝、永井、楠

 8月21日の夜出発。車はマツダレンタカーのフレンディー。6人が乗る。いつもの淡路〜名神〜中央〜長野道の松本で下りて、上高地へ向う。沢渡にP。タクシーで上高地へ。

 新しい河童橋の横を通り、明神〜徳沢〜横尾と行く。横尾までは梓川ぞいの平坦路。3時間で横尾へ。ここからは槍沢と別れて涸沢へ向う。左には屏風岩の「鉄面皮」と形容したくなる黒々とした300mの垂直岸壁が見えてくる。岩登りの人は見えない。

 沢ぞいに2時間ほど樹林のかげを行く。前穂、涸沢が見えてきた。南東へふり返れば、常念岳が三角形に見える。やっと涸沢ヒュッテに出る。おでんと生ビール(¥800)で乾杯。泊りは涸沢小屋。あまりこんでない。

 次の日の朝は雨に迎えられたが気をとり直して穂高へ向う。ザイテングラート手前から天気がよくなる。急な斜面をあえぎながら白出のコルに出る。立派な穂高岳山荘が出迎え。コーヒーがうまい。

 快晴の天気に励まされて奥穂へ急ぐ。600m下の涸沢ヒュッテまでの高度感が爽快。頂上は360゜の大展望。槍、薬師、ジャンダルム、焼岳・・・。前穂は近そうに見えて遠い。石の道を紀美子平へ。そこから前穂ピストン。岳沢の下りはやはりきつい。去年新築した岳沢ヒュッテまで急降下600m。そのあともなかなか上高地へたどりつかぬ。

 もみなどの樹林の中で道路に出たところが上高地。山からの冷たい清流で汗を洗う。散策コースを一般観光客と共に歩く。河原で結婚式を挙げるカップルに出くわす。(青空結婚式!)河童橋に着いたころにはバックの吊尾根がガスにかくれて残念だったが、橋の上で写真。

 下山して乗鞍岳へ向う。湯けむり館(¥700)の露天風呂で汗を流してとなりの駐車場で満天の星に包まれながら酒盛り。(夜空宴会!)気分よく眠る。

 次の日は夜あけ前から前の道を車がよく通る。乗鞍へ向うのか。乗鞍エコーラインを登ってゆく。

 一番上の駐車場畳平は標高2700mの日本一の高度。しかし車が多すぎて上までたどり着けず、下に駐車して折目、太田以外の4人が頂上へ。気温8゜C。風強く寒い。快晴で雲一つない。遠く立山、白馬も見える。

 下山して松本から高速に乗る。ところがレンタカーの調子がおかしい。異常な音が止んだかと思うと、クーラーが効かず風だけ。たぶんコンプレッサーがつぶれたのだろう。くそ暑い中風だけですずしくと超特急の折目運転手が130km/h超のスピードで走って、おかげで時間短縮で帰ってこれた。(ただし命も短縮したが・・・) 天野

「阿波あすなろ山の会」
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