大剣谷

1996.7.28


メンバ−:天野、三浦、太田、内藤

 抜けるような青空の下、7時に徳島を出発しとりあえず西へ向かい、貞光で三浦さんが合流し438号線に入りました。当初は四ツ小屋谷へ行く予定だったのですが、あまり高低差がないので滝も少なかろうということになり、蛇巻谷へ行きました。ところが水量が少なく、これはやめとこうということになり、結局メジャーな大剣谷に行くことにしました。

 見の越の下の駐車場に車を止め、大塚別荘を過ぎたところから沢に下り、少し祖谷川を下ったところからトラバースして大剣谷に取り付きました。ここから約1時間半は、冷たい水と戯れつつ進みました。しかし、沢が二股に別れるところを水量の多そうな右の沢に進路をとったのが間違いの元でした。少し進むと水量も減ってきたので、もう上にあがろうと、右(西)の斜面を直登し始めました。正面の尾根には西島駅が見えているのですが、こちらはなかなか尾根まで出ません。尾根に出ても、深いヤブと急斜面で、結局約2時間、夏ヤブと格闘する羽目に陥ってしまいました。

 やっと見の越へ降りてきた時には、時計は既に4時を指していました。パラパラと雨が降りそうになる中、半分ヤケクソみたいに観光客で満員の駐車場で、ラーメンを作り、三浦さんは親子どんぶりを作り、おでんとビールを買ってきて、宴会状態となりました。

 大剣谷に行くときは、最後は左の斜面を登ってくださいね。 内藤

剣山の地図
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