6:20貞光YUYU館に到着するも、リーダーが見当たらぬ。さっそく電話で起こし申し上げて、お出迎えの車も出た。その甲斐あって無事10分でYUYU館へ。6:40西へ向う。192号線を井川町の辻高校の手前で左(南)へ。腕山スキー場への道を走る。空はくもりがちでスキー場入口を過ぎて水ノ口(ミズノクリ)峠に近づくにつれ濃霧で10mと見透せぬ。フォグランプを点け幻想の中を下るにつれ霧は薄くなり、松尾川に近づくと高曇り。川沿いの県道を下り小祖谷の手前でダム放流の警告板の西に駐車。8:10スタート。
はじめは、松尾川まで下って石敷きの橋を渡って対岸の尾根を左(東に回り込み、杉の植林の中をゆく。地形図のルートをたどり、9:15、1104mの標高点の西の稜線に出る。稜線沿いに東へたどり1117mの標高点の東200mから南の沢に下り向いの尾根の北側をトラバースして烏帽子北稜に出た(11:10)。この辺りしゃくなげ、ぶな、もみ、馬酔木など自然林に囲まれた道である。
頂上に向けては、ササが深く、また土がザレぎみで苦しい胸突き八丁が続く。左から深渕からの登道が合流したらすぐ先が頂上だった(12:30)。雲は低く雲海となったものと、高く登ったものと2分して、その間にある山々はよく見えた。へとへとの体を休め、昼食を摂って登路を下山した。(16:00)
...しかしまあ、こんなしんどい山行によく11人も参加したもんじゃ。 天野