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高丸山

1995.12.10


全く山に登ったことのない2人の飲み友達が、一度行ってみたいというので、友人1人をサポートに頼み、高丸山へ行ってみました。

前回の一の森の山行で、山での料理に目覚めた私は、山頂でちゃんこ鍋をすることにして、道具一式を2つのザックに分けて用意しました。

ところが行く直前になって、男が4人もいることに気づき、これは子供連れでもいけるかな?と思って、自分の子である4歳児1人3歳児2人と妻も連れていきました。

初心者2人に荷物を頼み、子供1人に大人1人が付く格好で、雪が多く急斜面で滑りながらも、何とか頂上に立つことができました。

頂上は天候に恵まれ絶景で、初心者は感激しきりでした。鍋もうまくいったのですが、残り汁を流すところは当然ないので、全部飲み干すのに苦労しました。山に鍋は向きませんね。

さて、行きはこのように無事だったのですが、帰りは3歳児は疲れて寝てしまうし、4歳児はおぶわれたがって大変でした。

特に寝た子を横抱きして、雪道の斜面を降りるのがこれほど大変だとは思いませんでした。

足下は見えないし、荷物と違って落とすわけにもいかず、腕がしびれても休憩もままならず、もう目の前真っ暗の状態でした。

無事に車にたどり着いた時には、思わず無事を山の神様に感謝しました。もう子供連れ山行はやめることにしました。(内藤)