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大山縦走

1995.11.11


一日休みができたので、大山寺まで車で送ってもらい、「徳島県の山」で紹介されている大山縦走路を逆向きに辿ってみました。

大山寺は有名なイチョウが丁度色づいていて、これほど見事なイチョウの黄葉を見るのは初めてでした。休日には、このイチョウを撮影するためだけに、大勢の写真家がやって来るそうです。

大山頂上は香川県側の植林がまだあまり伸びていず、展望が開けていました。あと5年くらいは見通しがききそうです。

大山から大山越えまでは、今度は徳島側の展望がよく、こちらも植林が伸びるあと10年くらいはなんとか見通しは持ちそうです。

大山越えから一本松越えまでは比較的道はよく、一本松越えの近くには展望所が設けられており、快適な空間が作られています。

ところが、そこから先はイバラの道で、イバラを避けようと植林用の道を探したのですが、ここで既に血まみれになってしまいました。

道を探して一本松越えでうろうろしたのは、コースタイムにも現れています。メガネを飛ばされたりしてよっぽど引き返そうと思ったのですが、引き返すと帰る足がないので、鉢伏山まで強引に進みました。

大坂峠の手前には、竜王山等も本では紹介されていますが、ほとんど気力が失せていたのでトラバース道の林道を進みました。

駅まで行くと今度は1時間待ちで、徳島駅に着いたときにはとっぷり日も暮れていて、赤い灯、青い灯がともっていたので、赤い灯に寄り道をして帰りました。(内藤)