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四国ブロック交流会報告

1994.10.22〜10.23


場所 高知県本山町 冬の瀬ふるさと交流センター

参加者 高知22名、香川4名、徳島6名(うちあすなろ、千葉、片岡、田村)


○22日 横井功氏(京都労山)による講演「山岳会の役割と自身の登山観」

山岳会の役割として
1 自分の要求を達成するためにある。
2 会の規則は、個人の行動を制約するためではなく、個人の安全を確保するためにある。
3 ミーティングでは、自分がこれから行く山に対する知識を深める。
4 計画書は、万が一の時、救援体制をとるためにもあり、作成することによって遭難しないという認識を高める。


○23日 分科会

(1) 各県の自然保護活動報告
徳島 剣山の笹を守る会の運動
高知 三嶺を中心に実施されている清掃登山

※ お亀岩小屋やり替え工事で、施工した営林署が、資材運搬用にワイヤーを張り、その時、じゃまになる木を伐採する。伐採が目的でワイヤー張りをしたのではないかという疑問が残る。これを正していかなければいけない。

(2) 組織運営について討論
 多くの会からリーダー不足という問題が出されました。山には行きたいが、役割りは持ちたくない・・・といった傾向があるなかで、高知労山は、年間の計画をたてるにあたって、L.SL.を決めておく。


○全体の感想

 土佐の言葉に「いごっそう(頑固で一徹、土佐人の代表的な性格)」とか「はちきん(働きもので、バイタリティーある土佐の女性)」というのがあります。今回の交流会では、特に「はちきん」のバイタリティーを拝見しました。

 夜の交流会では、高知メンバーは深夜2時まで酒を交わし、分科会で女性の発言も多くすぐ隣の県ながら、県民性の違いを垣間みたように思いました。(田村)