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剣山〜雲早山交流縦走登山

1994.11.5〜11.6



 いくつかの山の会が集合して、リレー縦走を行うというので楽しみにしていましたが、あいにく当日は雨となってしまいました。

 ファガスの森に到着した時には、すでに屋根の下でテントが乱立しており、他のグループに場所を開けていただいてテントを設置することができました。

 テントを張って落ちつくと、待っているのは酒盛りだけです。普段は日本酒をあまり飲まない私ですが、この日は楽しい雰囲気と、温めた酒、あぶったするめで勧められるままに飲み、少々飲みすぎてしまったようでした。8人用テントは確かに8人を収める能力を持っていました。

 翌朝、5時頃起き始めましたが、私は酒が残り頭がズキズキとしてすぐには起きられませんでした。外は雨が降り続いていたようで、縦走は次の機会にするということで、今回は、温泉とドライブコースへ変更になりました。

 べふ峡温泉は、泉質がぬるっとした感じで、大変気持ちの良い温泉です。最年少新人の私は、大先輩方のマッサージをして好評でした。その後、別府峡へ猪子カメラマンの撮影会へと向かいました。

 展望台まで登るのに、汗だくになってしまいました。紅葉が巨大な壁になって目前に迫ってくる感覚は、生まれて初めての体験でした。

 ここではアマゴの塩焼きと、そばまんじゅうを食べました。昼食は山奥のウィンデック相生という所で山の幸ピラフの大盛りを食べました。

 徳島市内へ帰る途中、丈六寺に立ち寄ることになりました。丁度、特別公開の日で、普段は見ることのできない観音像を見ることができました。

 今回は、天候にも恵まれず、本来の目的であるリレー縦走はできませんでしたが、徳島に来て間もない私にとっては、多くの場所を訪れることができて、楽しい1日となりました。(井上)