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杉生山(1266.2m)

1994.2.22



【コースタイム】
5.00 徳島発
7.20 木頭久井谷「林業公社造林地」看板着
30 発・・・急なジグザグの登行
35 尾根末端・・・東側に岩場
42 平地「公社営造林地」看板
45 尾根・・・北へ杉林離れる、伐採跡で視界良好、眼前に桃の丸
8.30 スズタケ出る(断崖上部)
8.47 北東尾根合流地点・・・尾根上のみスズタケ、左右杉、スズタケと広葉樹の間に踏み跡
9.35 山頂着、ブナの林、展望良し、南北尾根にテープ有り
10.05 発
40 北東尾根合流地点
45 (鞍部)
11.00 断崖上部
50 登山口着


【感想】  予想を遥かに覆して上り下りとも順調だった。

 まず、登山口発見に手間取ることがなかった。路は非常に忠実に尾根をはっていた。ただブッシュと断崖に苦しめられる箇所が有り、軽ハイクとまでは言えなかったと思う。

 天辺からの風景も申し分のないもので、石立、新九郎、折宇谷、桃の丸、ジロウギュウ、甚吉森、湯桶丸など名だたる木頭の山岳を一望することができた。

 南北の尾根に赤テープを発見した時、この山の訪問者がかつて相当いたことを偲ばせ、侮れない秘峰をまた一つ獲得した実感を得た。

 出発前地図を見ていて、ササと潅木で身動きさえできないほど不愉快かつ、暗い山頂を直感したことが丸で後で笑い話となった。

 今まで思い浮かばなかったが、北に居座る新九郎を目にすると縦走してみたい欲望が一瞬脳裏をかすめたのだった。(尾野)