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三方山

1994.2.6



【コースタイム】
5:00 合庁発
8:15 登山口発
10:05 丸山峠着
12:00 三方山着、昼食
12:45  〃 発
13:25 丸山峠着
13:50 林道に出る
14:05 登山口発
18:30 合庁着


【感想】
 京柱峠が冬期通行止の為、西祖谷のかずら橋から南面の山に延びる林道に車を止め、アタック開始。丸山峠を経て、郡境の稜線を辿るコースである。

 住路は丸山峠までのルートファインディングに多少時間を取られたが、峠より先は非常に快適な道であった。

 また復路は丸山峠から林道へ下る明確な道を発見した為、思いの外早く戻ることが出来た。

 途中の稜線からは、祖谷谷を挟んで中津〜寒峰の縦走路が雄大に望め、既に縦走を果たした2名の幸せ者は満足感に浸り、行けないでひがんでいた私は、秋の挑戦を心に誓ったのだった。

 また石楠花と馬酔木の群生したピークがあり、花の季節の美しさは、さぞかしと思われる。

 頂上からの展望も非常に素晴しく、東に剣山、三嶺、北に中津、寒峰、腕山、西に黒滝、野鹿池、南に梶ヶ森と、なじみの山々を見つけては幸せな気分になった。

 空は青空、雪は清々しく積もり、眺めは最高と三拍子揃った山行だった。(小林)



 いつもより1時間早く、5時に出発したのでなかなか夜が明けない。かずら橋まで雪がなかったが登って行くにしたがってだんだん雪が多くなってくる。やはり四輪駆動の車は強い。どんどん登っていく。

 登山口がどこにあるのかわからないので、尾野リーダーの判断で登り口を決める。

 尾根に出れば方向がわかるだろうとの判断で、上へ上へといばらの道なき道を登る。

 丸山峠まで2時間かかった。三方山まであと少しと思ったら雪で進まない。

 リーダーの機関車のようなラッセルで、頂上に着いたのが12:00だった。

 天候にめぐまれ、頂上からの景色は最高。中津、寒峰、烏帽子、国見山、綱附森、塩塚峰等、360゜のパノラマだ。いつも見なれた風景とは一味違う。別方向から見るのも良いものだ。

 雪の下り道は気持良い。丸山峠まで45分程で着いた。踏み跡があったので来た時の道ではなく踏み跡にそって下る。

 25分程で林道に出る。車を置いた所のすぐ近くだった。雪山を楽しんだ1日でした。(畠山)