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青の塔(1433.5m)

1994.3.21



【コースタイム】
7:00 合庁集合 合庁に集合したとたん畠山さんの東京転勤を知らされびっくりする。そこで、急遽お別れ山行という事になる。今回は通いなれた木頭への道の手前、上那賀町の林谷へ向う。

9:55 登り口、最初植林の中を歩く、道端の蕗のとう三つ又の花に春を見つけ、土にも空気にも春を感じる。

10:38 800m ひのき林で一休止

11:35 主稜線分岐 尾野さんの行く所 必ずブッシュあり

12:45 (1433m)ブッシュをかきわけ、ささを抜けるとそこに突然青の塔の三角点が!ワインで乾杯 畠山さんとの最後の山行を祝う。丁度一年前に行った平家平を目のあたりにし、氷の花をつけたような樹氷が思い出され感激をあらたにした。遠くに雪をかぶった一の森、剣山をのぞみ目を転じると西三子山 高丸山が見える。

13:50 ピーク出発 途中岩の上で、回りの地図にない山を尾野さんに教えてもらう。

14:45 主稜線分岐

16:20 登山口着


【感想】
 今回の山は低山ではないが、尾野さんすすめる無名峰で、読図と勘のみを頼りにし、路なき路の前進でスリルやハプニングの連続。

 とはいっても、私などはいつもただ人の後ろについて行くだけで勘はないし、地形図も読めないし困ったものだが、それでも不意打ちの風景、季節により又眺める角度によって違う山。

 山の楽しみ方が一つ増えたような気がする。畠山さんも徳島の山の思い出を又一つ増やして東京へ旅出たれたことでしょう。(滝)