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鰻轟山、請ヶ峰

1993.11.14



【コースタイム】
9:10霧越峠発──10:10鰻轟山10:25──11:55請ヶ峰着(昼食)12:35──13:45鰻轟山14:35──15:05霧越峠着


【感想】
 霧越峠登山口表示あり、尾根づたいの道を、落葉のじゅうたんふかふかハイキング気分で、気持良く出発。

 雑木林の中を登って行くと突然視界が開け青い空の向こうにはっきりと見える山々。白い雲がかかっている所が剣山とか・・・次郎笈・・新九郎山・・尾野さんの名ガイドぶりにうっとり―――。目の奥に焼きつけたいと思いながら、皆でしばらく眺める。

 雑木林の中を境界の石標や、赤テープを見ながらひたすら登る。登りきると山頂。樹々に囲まれ展望はない。ここはしきびの木が多いですね。

 少し休み、請ヶ峰に向って出発。急斜面を転がるように下ると、南に見事なひのき・すぎの林。同じ間隔でりんとして立っている。何か木の精気というか、特別なものを感じる見事な林。

 尾根をつたってあえぎ登り、きつい斜面でひや汗をかいてへっぴり腰でかがみ下り、とても楽しい山行でした。

 請ヶ峰の頂上も、三角点と小さなほこらがあるだけで雑木におおわれ展望はないのですが、天気も良くアップダウンの激しい所では少しはスリルもあり童心にかえり楽しい1日でした。(金釣)