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高丸山

1993.2.7


【コースタイム】 登山口9:30──10:40頂上11:30──12:10登山口


【感想】
高丸山は上勝町に位置し、標高1439mである。この山は、県自然環境保全地域に指定されており、ブナ林の自生地として有名である。

天気予報では嵐になるどのことであったが、朝は青空が見えていたので眠い目を覚ましながら合庁を出発することとした。

徳島から上勝町までは幅の狭い曲がりくねった県道で、運転するのが非常に疲れる。

八重地から林道に入ると、日陰には残雪があり、スリップするのでチェーンを巻くがよく滑った(途中、工事中であり休日でないと通行できないので要注意)。

登山口にはトイレが用意され、上勝町は観光の目玉としてこの山を整備しようという思惑が感じられる。

上りは雪の少ない東南の斜面を歩き、楽々頂上までたどり着くことができた(但し、ボッカをしている人は、あまりの重量に耐えかねてややパテ気味であった)。

頂上の展望は北に雲早山、西に高城山、西南に西三子山の山々。はるか東方には徳島市、紀伊水道が見渡せる。

天候が悪化してきたので、長居をせず降りる。帰りは本日のメインイベントである月が谷温泉へ行き、食事をとり入浴する。

泉質・効能はと聞いても不明としか回答できない温泉で、町の銭湯とたいしてかわりばえはしない。

私は無名の山への山行は嫌いであるが、そういう場合、帰りに温泉に入ると損をした気分がなくなることに気付いた。

これからは必ず温泉付きの山行を計画しなければならない。(WRITTEN BY K.INOKO)