はみがき水(はみがき補助水)



ハミガキ水の写真

 昔テレビで、はみがき剤をハブラシの毛の部分いっぱいにしぼり出していたコマーシャルを覚えている方は多いと思います。マスコミの力でいつの間にか普及し、みんなが使っているはみがき剤。

 しかし、一般に売られているほとんどの「はみがき」には”ラウリル硫酸ナトリウム”という合成洗剤が含まれています。これは口内で吸収され舌の細胞を破壊し、味覚異常をひき起こします。はみがき後に食べ物の味が変わるのはこのためです。15分程で元の感覚に戻りますが、長期間これをくり返すと味覚異常となる場合があります。

 また香料として含まれる”サッカリンナトリウム”はがんをひき起こす危険性が指摘されています。他にも発がん性の疑いのある成分を含んでいるものが、数多くあります。

 口内は化学物質を吸収しやすく、また吸収された物質は直接血液中へと入るため、その影響は食物を食べた時よりも大きいのです。さらにはみがき剤には研磨剤が入っていて、歯磨きの時にはエナメル質を傷つけています。

 だから歯をみがく時には歯磨き剤を使わないのがいいのですが、それでは長時間みがかないと、きちんとみがけません。

 この問題を解決するのが、この「はみがき水(はみがき補助水)」です。

 これは、はみがき剤ではありません。はみがき剤を使いたくない人のためにはみがきの補助をする水です。成分が塩と蒸留水だけなので安心してご使用いただけます。

 ただし、研磨剤や化学物質が入っていないので、歯垢はハブラシで落としてください。そのためみがき残しに注意し、ていねいにブラッシングするようにしてください。

 ここまで読まれて、「これくらい”塩”と”水”があればできるんじゃないか?」と思われた方、そのとおりです。塩の飽和量は0度Cで35.7gです。試しに作って使ってみてください。そして、「歯磨き剤」とおさらばしましょう!